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投稿日:2023.11.24 Fri

【100年フード】地域の産業と共に歩んできた日常食。群馬県「桐生うどん」

【100年フード】地域の産業と共に歩んできた日常食。群馬県「桐生うどん」

「伝統の100年フード部門〜江戸時代から続く郷土の料理〜」に認定されている、群馬県の「桐生うどん」。

桐生は浅間・榛名・赤城の火山灰を含む肥沃な土壌をベースに、日照時間の長さ、乾燥したからっ風、そして桐生川の名水と、良質な小麦が育つ環境に恵まれている地域です。桐生うどんは、舌触りが良く、強いコシ、表面の光沢が特徴的。通常のうどんに加えて、幅広の「ひもかわうどん」も秋から冬にかけて、昔からこの地域で食されてきた郷土食です。

桐生うどんの始まりは、1300年もの昔より桐生市周辺で作られてきた桐生織にあります。明治から昭和初期の最盛期には、日夜問わず織機が動き、職人や女工は食事をとる時間さえ惜しまれるほどだったのだとか。そこで、手早く食べることができたうどんが重宝されたと言われています。

織物の技術と共にこの地に伝わり産業と共に歩んできた桐生うどんは、地域の日常食として今日まで定着しています。群馬県桐生市を訪れる際は、良質な小麦と名水でできた桐生うどんをぜひ味わってみてください。

【100年フード】ページはこちら https://www.drivenippon.com/foodculture/food-gunma/

【桐生麺類商組合】
http://www.kiryu-udon.com/

Posted by

Drive! NIPPON編集部

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