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投稿日:2023.10.11 Wed

【100年フード】モチモチとした食感と磯の香りを堪能。新潟県「えご」

【100年フード】モチモチとした食感と磯の香りを堪能。新潟県「えご」

「伝統の100年フード部門〜江戸時代から続く郷土の料理〜」に認定されている、新潟県の「えご」。

「えご」は紅藻のエゴノリを煮溶かし、よく練ってから寒天のように固めて作る海藻料理です。モチモチとした独特な食感で、一口サイズに切って皿に盛り、からし酢味噌やわさび醤油で食べるのが一般的。県内では「えご」や「いご」と呼ばれ、お盆の時期や冠婚葬祭などのハレの日に欠かせない料理として親しまれてきました。
また、同じ新潟でも佐渡島ではこれを「いごねり」と呼び、板状に薄く延ばしたものをくるくると巻いて、ところてんのように細切りにし、最後に薬味と醤油をかけていただきます。

梅雨が明けて7月の土用を過ぎると、日本海の夏の味覚であるえご漁が解禁され、お盆前までが漁期です。乾物にしたえご草は、海から遠く離れた山間の村々へ運ばれ、貴重な海産物として食されてきました。江戸時代から海と山を結ぶ食文化として育まれてきた「えご」は、次世代に伝えたい新潟県民の大切な食文化です。

ミネラル豊富で食物繊維を豊富に含む「えご」は、便秘解消やダイエットなど、健康維持のためにもオススメ。新潟のスーパーでは、当たり前のように並んでいるのだそうですよ。新潟を訪れる際は、ぜひ江戸時代から続く故郷の味「えご」を味わってみてください。

【100年フード】ページはこちら https://www.drivenippon.com/foodculture/food-niigata/

【越後えご保存会】
http://www.inokai.net/ego/hozonkai/

Posted by

Drive! NIPPON編集部

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