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投稿日:2023.03.03 Fri

開創1300年を迎える名刹「五台山・竹林寺」にてサウンドアートを堪能。春会期3/11~4/9開催

開創1300年を迎える名刹「五台山・竹林寺」にてサウンドアートを堪能。春会期3/11~4/9開催

五台山竹林寺(高知)の開創1300年記念事業にて、ソニフィデア合同会社がプロデュースによる、竹林寺の伝統的な空間とサウンドを融合したインスタレーション「宿り音(やどりね) ~ともしびのありか~」が、2023年3月11日~4月9日(春会期)の期間開催される予定です。世界的に活躍するサウンドアーティスト・及川潤耶氏が、参道と書院を演出。普段と異なる感覚をもたらす回遊体験をお楽しみください。

竹林寺は僧・行基により724年に開山。真言宗智山派に属し、四国霊場八十八か所で唯一、文殊菩薩を本尊とする寺院であり、多数の文化財を抱える名刹として知られています。2023年に開創1300年を迎え、春秋二期にわたってさまざまな記念行事が行われます。
春期は50年に一度しか公開されない秘仏本尊の特別ご開帳をはじめ、行基像の初公開、書院襖絵が特別公開。この特別な節目に、ソニフィデアにより深い歴史と文化と自然を携えた竹林寺の境内が演出されます。

■「宿り音 ともしびのありか」について
「宿り音(やどりね)」は、ソニフィデア代表である及川潤耶氏によって、2019年にスタートしたサウンドアートプロジェクト。春期記念事業では、本堂に続く緑豊かな参道を音響で演出され、訪れた人々を迎えます。また、日本画壇の巨匠・堂本印象画伯の襖絵の特別公開が行われる書院とその庭園を音で彩り、内面的な感覚に訴えるような音響空間を設えます。
芸術家が灯す音が生き物のようにたゆたい、変容し、空間に宿る「宿り音」の世界観に触れながら、1300年の時の中でともしびのように人々を導いてきた竹林寺の景観をじっくりと堪能ください。

【展示概要】
日時:2023年3月11日(土)~4月9日(日)9:00〜17:00
夜間拝観:期間中毎週土・日曜日 17:30~20:30(最終入場20:00まで)
会場:竹林寺境内および書院
住所:四国霊場第三十一番札所 五台山 竹林寺(高知県高知市五台山3577)
拝観料:無料
竹林寺書院(※):大人1000円・高校生以下400円
団体(15名以上)大人800円・高校生以下350円 未就学児無料
 ※同時開催中の堂本印象画伯襖絵展示(出展作品「風神」「雷神」「太平洋」「瀬戸内海」)、および、「名勝庭園」と「宝物館」を拝観することができます。
備考:
・4/15~5/14まで、秘仏本尊文殊菩薩他の特別ご開帳も開催。
・秋期にも別の企画を予定しています。詳細は決まり次第お伝えします。

特設サイトURL:https://chikurinji1300.jp/

■竹林寺について
神亀元年(724)、聖武天皇の勅令で行基によって開創されたと伝わる。江戸時代には学僧たちが集い、学問寺として周辺の宗教・土佐文化の中心的役割も担う。本堂に祀られている本尊の秘仏・文殊菩薩は行基作と伝えられ、京都・切戸、奈良・安倍の文殊とともに「日本三文殊」の1つ。竹林寺庭園は、高僧・夢窓疎石(むそうそせき)が造園したと伝えられる池泉(ちせん)鑑賞式の庭で、国の名勝指定を受けている。宝物館にある仏像17体は、すべて国の重要文化財。四国霊場第三十一番札所。

■ソニフィデア 合同会社
グローバルに活躍する音響空間作家・及川潤耶が2019年に立ち上げた企業。音(sonify)とアイディア(idea)を組み合わせ、人の心や日常に寄り添う音響コンテンツによって新しい価値を創造することをミッションとしています。アートを起点とした思想でつくりあげる音とデジタルテクノロジーを用いて、リアルおよびデジタルで音響空間を構築し、これまでにない体験を提供します。
<主な実績>
・JR東日本の東京感動線プロジェクトでの、西日暮里駅コンコースのサウンドアート導入(同プロジェクトは2020年度グッドデザイン賞受賞)
・市川市役所第一庁舎(千葉)1階共用部の音響空間演出
・会員型コワーキングスペース「point 0 marunouchi」(東京)へのサウンドアート導入
・知恩院(京都)庭園での音響空間演出

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Drive! NIPPON編集部

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