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投稿日:2021.05.27 Thu

奈良井宿の魅力を存分に味わう新しい宿「BYAKU Narai(ビャクナライ)」8/4開業!予約受付開始

奈良井宿の魅力を存分に味わう新しい宿「BYAKU Narai(ビャクナライ)」8/4開業!予約受付開始

株式会社47PLANNING(福島県いわき市)が企画プロデュースを担う、長野県塩尻市奈良井(奈良井宿)の小規模複合施設内に、同社が手がける新ホテルブランドの第一号「BYAKU Narai」が、2021年8月4日に開業することが決定。また、2021年5月27日(木)より、宿泊予約の受付を開始しました。

■重要伝統的建造物群保存地区、奈良井宿 古民家改修プロジェクト
この計画は、文化庁の重要伝統的建造物群保存地区(※注1)に選定されている中山道の宿場町奈良井宿(※注2)において、約200年前の伝統的建造物等を改修し、ホテル・レストラン・酒蔵・バー・温浴施設・ギャラリーの6業態で構成された小規模複合施設として利活用するプロジェクトです。
事業主体は、塩尻市と森林グランドサイクルの創出に向けた地域連携協定を結ぶ⽵中工務店が、地域の森林資源の利活用を進める一般社団法人塩尻市森林公社と共に出資し設立した「株式会社ソルトターミナル」が担い、建造物の改修を⽵中工務店が手掛けています。また、企画プロデュースは47PLANNINGが担当し、同社が設立した新会社「株式会社奈良井まちやど」が開業後のホテル・レストラン等の運営を行います。
複数の古民家を利活用し、建築物の営み・歴史が継承された空間、地域独自の文化資源を活用したサービス、奈良井宿ならではの価値が体感できる施設をつくることを目指しています。

※注1)重要伝統的建造物群保存地区:
昭和50年の文化財保護法の改正によって伝統的建造物群保存地区の制度が発足し、城下町、宿場町、門前町など全国各地に残る歴史的な集落・町並みの保存が図られるようになりました。市町村は、伝統的建造物群保存地区を決定し、地区内の保存事業を計画的に進めるため、保存条例に基づき保存活用計画を定めます。国は市町村からの申出を受けて、我が国にとって価値が高いと判断したものを重要伝統的建造物群保存地区に選定します。令和2年12月23日現在、重要伝統的建造物群保存地区は、101市町村で123地区(合計面積約3,987.8ha)あり、約29,000件の伝統的建造物及び環境物件が特定され保護されています。
※引用元/文化庁HP( https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkazai/shokai/hozonchiku/

※注2)奈良井宿:
中山道六十九次の中で、東海道と共有する草津・大津宿を抜いた純粋な中山道六十七宿中(板橋から守山まで)、奈良井宿は江戸側の板橋宿から数えても京側の守山宿から数えても34番目に位置する、中山道の丁度真ん中の宿場町です。木曽11宿の中では最も標高が高く、難所の鳥居峠を控え、多くの旅人で栄えた宿場町は「奈良井千軒」と謳われました。町並みは国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されており、往時の面影を⾊濃く残しています。※引用元/奈良井宿観光協会HP( https://www.naraijuku.com/narai/

■新ホテルブランド「BYAKU(ビャク)」/日本古来からの百の物語が味わえるお宿
「BYAKU」には、「地域に眠る百の体験をお客様に届け、百年前の建築を未来に遺す宿」という想いが込められています。“宿”という漢字を分解すると、“百の家”、“百の人”と読み取ることができます。「百年の家の下に、百人のつながりがある。そのつながりが、建物を何百年も遺し、想いも何百人に広がっていく。百(HYAKU)は重なっていくことで何百(BYAKU)にもなる」。そんな未来を創造する宿の実現をビジョンに掲げ、「BYAKU」を展開していきます。

ホテルについて
■百の体験で地域とまっすぐにつながる。これからの時代の新しい”LOCAL EXPERIENCE”
「BYAKU Narai」は町や建物に眠る百の体験や物語を体感できる宿づくりを目指しています。日々の小さな季節の移ろいや、歴史が息づく建物、江戸期から親しまれる工芸の美しさなど、普段生活の中でつい見逃してしまうような様々な気づきが、「BYAKU Narai」には隠れています。四方を山々に囲まれ、独特の歴史や文化を形づくってきた奈良井宿。⾮日常の時間が流れるこの町で、様々な物語との出逢いの機会を提供する宿泊施設を目指していきます。

■今なお引き継がれる江戸時代の町並みに、溶け込むように滞在する“分散型ホテル”
「BYAKU Narai」の物語は町に出ることなくしては完結されません。拠点が点在する分散型ホテルの仕組みを生かして、訪れたゲストに奈良井宿の町をまるごと愉しめるよう、地域との密接なつながりを感じられるようなコミュニティの形成に、力を入れていきます。

■歴史ある建造物の構造を活かし、全部屋の間取りが異なる個性的で多様な客室空間
複数の建物から成る客室は全12部屋。かつて酒蔵であった『歳吉屋(トシヨシヤ)』と曲物職人が暮らしていた『上原屋(ウエハラヤ)』、用途も間取りも異なるそれぞれの特徴を活かすことで、一般的なホテル客室とは一線を画した、古民家ならではのユニークな宿泊体験を提供します。

【施設概要】
施設名称:「歳吉屋(トシヨシヤ)」「上原屋(ウエハラヤ)」
所在地:歳吉屋(長野県塩尻市奈良井551) 上原屋(長野県塩尻市奈良井607)
宿泊予約:2021年5月27(木)より、オフィシャルHPで受付
URL:https://byaku.site

■6つのユニークな業態が共存する小規模複合施設
同施設は、「歳吉屋(トシヨシヤ)」と「上原屋(ウエハラヤ)」の⼆棟から成る小規模複合施設です。 ホテル・レストランだけではなく、 酒蔵・バー・温浴施設・ギャラリーの計6つの個性豊かな業態で構成されています。

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Drive! NIPPON編集部

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