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株式会社パソナグループが、地方創生プラットフォームサービス『Pasona Connect』の提供を 11月7日(月)より開始しました。こちらは、メタバース空間上で、地域と人、企業をつないで双方向のコミュニケーションを図ることができ、DX観光や関係人口の創出、ビジネスマッチングを実現することが可能なサービスです。
例えば、お店やスポットなどそれぞれで発信していた観光情報を、1つの空間で集約することができます。2DのみならずVRを使った3Dでの発信もできるため、観光のデジタル化も可能になります。県や国を越えて商談ができることで販路の拡大に繋がるほか、地域の人材育成に必要なコンテンツをメタバース空間上に実装することで、地域が抱えるIT・DX人材不足の課題解決にも期待できます。
本サービス提供開始に先立って、兵庫県淡路島で11月3日(木)~6日(日)に開催された『UNDOKAI WORLD CUP 2022』にて、『Pasona Connect』を活用したメタバース会場運営の実証実験が実施されました。SNSのライブ配信ではチャットサービスがあり、配信者と視聴者というやりとりがメインになりますが、メタバース空間では多方向でのやりとりが音声でも可能になります。レポーターに対し「選手にこんな質問をしてほしい」などリクエストができたり、各所で小さなコミュニティが生まれたり、雑談から視聴者同士がビジネスにおいても繋がったりと、盛況でした。
現在、いくつかの自治体を中心に導入の準備が始まっています。また株式会社パソナグループではグループ間の連携ツールとしても利用がスタートしており、企業や施設単位でも導入は可能とのこと。「地方×メタバース」の今後の展開に期待が高まりますね!
『Pasona Connect』
https://www.pasonagroup.co.jp/news/index112.html?itemid=4494&dispmid=798