【愛知・名古屋-知多ドライブ】海と空のロマンを求めて（ロマンチックな旅Vol.6

Ⓒ中部国際空港株式会社

ロマンチックな旅Vol.6は、名古屋‐知多エリアのドライブプランをご紹介。名古屋-知多といえば、歴史とトレンドが交わる都心と、港や空港を擁する湾岸エリアがつながる場所。車で巡れば多彩な魅力を楽しむことができます。今回は、アートや美食で心を満たしたあと、幻想的な海の世界と旅情誘う空の夕景に出会うーー大人の感性を満たす冬の小旅行へご案内します。

オールドノリタケの鑑賞やギフト選びを楽しむ/ノリタケの森

Ⓒノリタケの森
旅の最初の目的地は、日本を代表する陶磁器メーカー「ノリタケ」が創立100周年を記念してオープンした産業観光施設。東名高速道路・小牧ICから車で30分ほど、「ノリタケの森」に到着です。

赤レンガ造りの建物が並び、まるでヨーロッパのような雰囲気がただよう緑豊かな園内には、工場やミュージアム、ショップ、レストランなどが点在しています。ノリタケミュージアムでは、華麗な「オールドノリタケ」をはじめ、創立当時から現代までのディナー皿200枚を展示。デザインの変遷や歴史・文化をたどりながら、陶磁器の美しさを鑑賞することができます。

ショップでは、食器や雑貨など、テーブルまわりをトータルでコーディネートできるアイテムが充実。友だちや恋人、自分へのプレゼント選びにもぴったりです。廃番商品や企画品がリーズナブルな価格で並ぶアウトレットコーナーもあり、お得な掘り出し物が見つかるかもしれません。その他、真っ白なお皿やマグに自由に絵を描く絵付け体験も人気です。

ノリタケの森の詳細

住所 愛知県名古屋市西区則武新町3-1-36 　営業時間 ショップ　10:00～18:00 クラフトセンター・ノリタケミュージアム　10:00～17:00 　定休日 大人(中学生以上)：1,300〜1,900円（カレンダーによる）月曜日（祝日の場合は翌平日）、年末年始　 ※施設ごとに異なるため詳しくは公式サイトで確認　https://www.noritake.co.jp/mori/info/#open 　駐車場 「イオンモール　Nagoya Noritake Garden」駐車場（有料・割引あり） 　URL https://www.noritake.co.jp/mori/ 　

ホテルダイニングでフレンチベースの創作料理を/ スタイルキッチン（ニッコースタイル名古屋）

Ⓒランチコース（内容は定期的に変更されます）

陶磁器の世界を堪能し、お買い物も楽しんだ後はランチタイム。名古屋市内へと車を走らせます。

訪れたのは、オークラ ニッコー ホテルズが手がけるライフスタイルホテル「ニッコースタイル名古屋」内のレストラン、「スタイルキッチン」です。生産者の想いがこもった地元食材を使い、旬のおいしさを活かしたフレンチベースの創作料理をいただけます。

ランチは、スープに始まり前菜、魚料理、肉料理、デザートで締めくくるフルコースのほか、メインディッシュを選べるセットメニューを用意。天井が高く、大きな窓から自然光が差し込む開放的な空間で、ちょっぴり特別なランチを楽しみましょう。

スタイルキッチン（「ニッコースタイル名古屋」内）の詳細

住所 名古屋市中村区名駅五丁目20-13 　営業時間 ランチ　11:30～14:30（L.O.14:00） 朝食　7:00～10:00（L.O.09:30） ディナー　17:30～21:30（L.O.20:30）　定休日 なし（ディナーのみ日曜日） 　駐車場 普通車14台（有料・30分250円） 　URL https://nagoya.nikkostyle.jp/restaurant-style-kitchen/ 　

光る魚群の「トルネード」に魅せられる/名古屋港水族館

ランチを満喫した後は、名古屋市内を車で南へ。次の目的地は、伊勢湾を望む「名古屋港水族館」。約500種50,000匹の海の生き物たちと出会える日本最大級の水族館です。
中でも見逃せないのは、約35,000匹のマイワシの群れを音楽と光で演出する「マイワシのトルネード」。エサに群がり、舞い踊るようにダイナミックに水中を泳ぐマイワシの姿は、生命がもつエネルギーや神秘を感じさせてくれます。これからの季節はクリスマスバージョンが登場。クリスマスをイメージした光と音楽のなかで泳ぐ魚たちが、より一層幻想的な光景を見せてくれます。

名古屋港水族館の詳細

住所 愛知県名古屋市港区港町1-3 　営業時間 通常期 9:30～17:30　冬期 9:30〜17:00 　定休日 営業カレンダーによる 　駐車場 普通車1,200台（有料・30分100円　1日上限 1,000円） 　URL https://nagoyaaqua.jp/ 　

「日本で一番飛行機を近くに感じられる場所」で夕景を/中部国際空港セントレア・スカイデッキ

Ⓒ中部国際空港株式会社

水族館をあとにして、名古屋市から車で南へ約40分。「中部国際空港セントレア」へ向かいます。

第1ターミナルセンターピアの屋上にある「スカイデッキ」は、長さ約300mのウッドデッキが広がる屋外展望スペース。スカイデッキ先端から滑走路までわずか300ｍという至近距離に位置し、「日本で一番飛行機を近くに感じられる場所」として人気です。世界各国の航空会社の機体が行き交う姿や、滑走路へ向かう迫力あるシーンを間近に見ることができます。

夕暮れ時には、夕日に染まる伊勢湾や街の灯を背景に、飛行機が離着陸するドラマチックな光景が広がります。旅情にひたりながら１日のフィナーレを迎えましょう。

中部国際空港セントレア・スカイデッキの詳細

住所 愛知県常滑市セントレア 　営業時間 7:00～21:30（スカイデッキ） 　定休日 なし 　駐車場 有り　https://www.centrair.jp/access/parking/charge.html 　URL https://www.centrair.jp/index.html 　

もし泊まるなら…千年の歴史を誇る焼きもののまち・常滑へ

Ⓒ一般社団法人とこなめ観光協会

一泊するなら、中部国際空港から連絡道路を渡って対岸の常滑（とこなめ）市街地へ。空港に近いこのエリアはホテルや地元ならではの飲食店が充実し、旅の拠点としても便利です。
常滑は1000年の歴史をもつ「焼きもののまち」。2017年には「日本六古窯」の一つとして日本遺産に認定されました。レンガ造りの煙突や古い窯が残るレトロな町並みは、観光スポットとしても人気です。
なかでも「やきもの散歩道」は、迷路のように入り組んだ路地に、土管と焼酎瓶の壁に囲まれた「土管坂」をはじめ、窯元やギャラリー、カフェなどが点在し、歩くだけでもワクワクするエリア。翌日は、歴史と文化が息づく焼きもののまちをのんびり散策してみては？

常滑市の詳細

URL https://www.tokoname-kankou.net/ 　

＜まとめ＞

名古屋港やセントレア空港周辺には、この時期ならではの華やかなイルミネーションを楽しめるスポットがたくさんあります。少し足を延ばせば、旅の雰囲気はさらにロマンチックに。名古屋から知多を巡る心ときめくドライブ旅、ぜひ、お出かけください。