
画像提供:高知県観光コンベンション協会
大人の感性を刺激する秋旅Vol.9では、高知県いの町を中心にドライブプランを紹介します。翡翠色に輝く仁淀川のほとりに位置するいの町は、心洗われる水辺の風景が広がっています。幻想的な秘境スポット・にこ淵で美しいブルーの滝壺を眺め、屋形船仁淀川で屋形船体験。そしていの町 紙の博物館に移動し、和紙の歴史や文化に触れる。自然の美しさに癒されながら、ゆったりとした時間を過ごす大人の秋旅を紹介します。
TABLE OF CONTENTS
目次
- START にこ淵 移動 🚙で約30分
- 仁屋淀川形船 移動 🚙で約15分
- 水辺の駅仁淀川にこにこ館 移動 🚙で約5分
- いの町紙の博物館 移動 🚙で約10分
- 土佐市内で宿泊
幻想的な色に魅了される /にこ淵

画像提供:一般社団法人仁淀ブルー観光協議会
伊野ICから約60分車を走らせてにこ淵へ到着。にこ淵は枝川川にある秘境スポットで、高知市内から車で70分ほどの山の中に位置しています。太陽の光が差し込むと宝石のような青色に輝く、美しい滝壺を見ることができます。
「水神の化身とされる大蛇が棲む所」という伝説が残るにこ淵の美しい青色の水流は、「仁淀(によど)ブルー」と呼ばれ、近年SNSなどで話題です。高知県の中心を流れる「仁淀川」が由来で、にこ淵がある枝川川は仁淀川の支流にあたります。仁淀川は国土交通省の「水質が最も良好な河川」に何度も選ばれています。不純物が少ない透明な水は、波長の短い青い光を反射するため青色に見えるといわれています。
にこ淵の詳細
住所 高知県吾川郡いの町清水上分2976-11 営業時間 なし 料金 なし 駐車場 無料 周辺に5箇所の駐車スペース、満車の場合は少し離れた場所に臨時駐車スペースあり。 URL https://niyodoblue.jp/spot/detail.php?id=142
奇跡の清流を身近で感じる/屋形船仁淀川

画像提供:一般社団法人仁淀ブルー観光協議会
にこ淵の神聖な雰囲気に圧倒された後は、30分ほど車を走らせて屋形船仁淀川へ向かいます。
屋形船仁淀川は、水質日本一に輝いた奇跡の清流・仁淀川をゆく屋形船です。日高村本村を出発し、名越屋沈下橋付近までの間をゆっくり50分かけて往復します。仁淀川の水は透明度が高く、まるで宙に浮いているかのような水上の旅を味わえます。屋形船仁淀川の見どころは、仁淀ブルーの清流を手の届くほど近い距離で楽しめるところ。仁淀川では川漁がさかんに行なわれており、船上からはアユやアマゴなどの魚が泳いでいる姿も見ることができます。またキラキラと輝く水面は、季節や時間帯によっても表情を変え、見飽きることがありません。そびえ立つ山々や空を横切る鳶など、船上からしか味わえない風景をゆったりと眺め、自然と一体になるような特別な感覚を味わってみてください。
屋形船仁淀川の詳細
住所 高岡郡日高村本村209-1 営業時間 9:00~17:00 料金 大人(中学生以上) 2,000円(税込) 小人(小学生以下) 1,000円(税込) ※保護者1人につき、幼児1人無料 駐車場 あり(無料) 船の運行時間 1日6便(9:00、10:10、11:30、13:00、14:30、16:00発) URL https://www.yakata-niyodo.com/
水辺の憩いスポット / 水辺の駅 仁淀川にこにこ館

屋形船仁淀川での船旅を終えたら、15分ほど車を走らせて水辺の駅 仁淀川にこにこ館へ。名越屋沈下橋を通過し、仁淀川を眺めながら川沿いの道を進みます。
水辺の駅 仁淀川 にこにこ館は、仁淀川沿いに佇む観光交流・休憩施設です。地元の婦人会によって運営されている食事処があり、地元の野菜をふんだんに使った日替わり弁当、定食、うどんなどを提供。仁淀川の景色を眺めながら食事を楽しむことができます。さらに、土佐あかうしや地元野菜を味わえる手ぶらバーベキューも人気で、道具や食材がそろっているので気軽に楽しめます。
また目の前にある波川公園では広い河原で川遊びやキャンプを楽しめます。ドライブ途中の休憩やランチスポットとして立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
水辺の駅 仁淀川にこにこ館の詳細
住所 いの町波川1862-4 営業時間 10:00~16:00 料金 なし 駐車場 台数6台(波川公園には150台駐車可) URL https://www.inofan.jp/spot/meal/n93/
和紙の里で、伝統を体験 / いの町紙の博物館

画像提供:いの町紙の博物館
水辺の駅仁淀川にこにこ館でお腹を満たしたら、5分ほど進みいの町 紙の博物館へ。
いの町 紙の博物館は、高知県の伝統的工芸品「土佐和紙」の振興を図るための施設です。いの町は古くから「紙の町」として栄え、日本三大和紙産地のひとつとしても知られています。土佐和紙は約1,000年以上も前からいの町で製造されていたと考えられ、今もなお仁淀川のほとりには多くの紙工場が立ち並んでいます。
いの町 紙の博物館では、土佐和紙の歴史や文化、製造工程などを見ることができます。展示フロアには和紙の原料や用具などが展示されているほか、職人による伝統の技法「流し漉き」の実演や、色紙やはがきの紙漉(す)き体験なども行われています。いの町で長い年月をかけて引き継がれてきた和紙の歴史に触れ、実際に紙漉き体験にも参加してみましょう。またお土産ショップでは、土佐和紙をはじめとするさまざまな和紙が販売されています。いの町を訪れた記念として、旅の思い出に選んでみてはいかがでしょうか。
いの町紙の博物館の詳細
住所 吾川郡いの町幸町110-1 営業時間 9:00~17:00(月曜休日) 紙漉き体験受付時間 午前:9:00~11:45 午後:13:00~16:00(10名様以上の団体は15:00まで) 料金 入館料 大人500円、小・中・高生100円 手漉き体験料 500円(色紙2枚・はがき8枚) 駐車場 無料 台数:大型3台 普通車50台 URL https://kamihaku.com/

豊かな自然が育む土佐の味と歴史が魅力のスポット/ 土佐市内

宿泊するなら、いの町紙の博物館から車で10分ほどの位置にある土佐市内で宿を探すのがおすすめです。
土佐市は山や川、そして海の恵みに支えられた「食」の町。野菜や果物、海鮮類を堪能でき、特に温暖な気候で育った香り豊かな柑橘類や新鮮なカツオが有名です。市内には土佐の歴史を感じる文化財が点在しており、重要文化財に指定されているものもあります。豊かな自然が育む土佐の食を堪能し、旅の余韻に浸りながらゆったりと一泊してみてはいかがでしょうか。
URL https://niyodoblue.jp/hotel/index.php?area=1

一般社団法人仁淀ブルー観光協議会
<まとめ>
今回は豊かな水資源と文化が息づく高知・いの町ならではのドライブルートを紹介しました。澄んだ仁淀川の流れと並走し、美しい仁淀ブルーや緑深い渓谷を眺めながらドライブが楽しめるルートとなっています。自然の豊かさを五感で感じる、大人の秋旅を楽しみましょう。
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Drive! NIPPON編集部
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