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投稿日:2025.10.12 Sun

更新日:2025.10.13 Mon

【岡山・吉備-美星町ドライブ】吉備路古道と星空の町へ(大人の秋旅Vol.8)

【岡山・吉備-美星町ドライブ】吉備路古道と星空の町へ(大人の秋旅Vol.8)

岡山は、美しい庭園や豊かな自然、歴史と文化が調和した魅力的な場所。大人の感性を刺激する秋旅Vol.8では、岡山市から美星町を巡るドライブプランを紹介します。岡山後楽園と吉備津神社では、静寂に耳を澄ませながら歴史の伝統美を楽しみ、中心部の喧騒から離れ、矢掛宿でゆるりと町歩きをした後、星降る町・美星町で静かに旅を締めくくります。ゆったりとした時間を過ごす大人の秋旅に出かけてみましょう。

  • START 岡山後楽園
  •      移動 🚙で約45分      
  • 鬼城山(鬼ノ城)
  •      移動  🚙で約45分
  • 矢掛宿(地図は矢掛ビジターセンター)
  •      移動  🚙で約15分
  • 美星天文台
  •      移動  🚙で約20分
  • 井原市街地で宿泊

伝統美にひたる日本庭園の傑作 /岡山後楽園

伝統美にひたる日本庭園の傑作 /岡山後楽園

写真提供 :岡山後楽園

山陽自動車道 岡山ICから20分ほど車を走らせ、岡山後楽園から旅がスタート。岡山後楽園は江戸時代を代表する大名庭園で、兼六園(石川県金沢市)、偕楽園(茨城県水戸市)に並ぶ日本三名園のひとつとして知られています。
園内は四季の花々や千入の森が広がり、アクセスしやすい市街地にありながらも喧騒とかけ離れた静粛な時間が流れています。園内をゆったりと歩きながら、景色が移り変わっていく様子を楽しめるのも回遊式庭園ならではの魅力です。
岡山後楽園の見どころは、日本庭園としての美しさはもちろんのこと、歴史的・文化的に重要なスポットが点在していることです。藩主の居間として使用されていた延養亭は、後楽園でもっとも重要な建物。主室から園内の美しい景色が一望できるように設計され、築庭当初から現在の位置に建てられていたといわれています。

岡山後楽園の詳細

住所 岡山県岡山市北区後楽園1-5  営業時間 3月20日~9月30日:7:30~18:00 10月1日~3月19日:8:00~17:00(入園は15分前まで) ※行事開催により開・閉園時間を変更することがあります。  料金 大人500円、65歳以上200円、高校生以下無料  駐車場 有料駐車場あり 普通車570台、障害者枠12台、大型車12台 普通車100円/40分、大型車1,000円/1日1回 URL https://okayama-korakuen.jp/index.html  

伝説と歴史が息づく、天空の古代要塞」/ 鬼城山(鬼ノ城)

伝説と歴史が息づく、天空の古代要塞」/ 鬼城山(鬼ノ城)

写真提供:岡山県観光連盟

岡山後楽園でゆったりと庭園を眺めた後は、45分ほど車を走らせて鬼城山へ。岡山自動車道を通り、総社・一宮バイパスを抜けて総社市方面へと向かいます。
鬼城山には、「日本100名城」に選出されている鬼ノ城という古代城があります。鬼ノ城は歴史書にいっさい記載がなく、その実態は謎に包まれたまま。7世紀後半に築かれたと推定されていますが、歴史の詳細や築城目的などは未だ解明されていません。
また鬼ノ城は、昔ばなし「桃太郎伝説」に出てくる鬼ヶ島のモデルになったといわれています。桃太郎伝説は「温羅伝説」という伝承がもとになっており、鬼として退治される百済の王子・温羅(うら)の居住地が、この鬼ノ城だったそうです。謎に包まれた城の周りを散策しながら、あれこれ歴史を想像するのも城巡りの楽しみ方のひとつ。城壁に沿ったウォーキングコースや、辺りの景色を一望できる西門にも立ち寄ってみましょう。

鬼城山(鬼ノ城)の詳細

住所 岡山県総社市奥坂  営業時間 9:00~17:00(鬼城山ビジターセンター)  料金 入場料なし  駐車場 無料 普通車70台  URL https://www.city.soja.okayama.jp/kanko_project/kanko/kannkou_bunnka/kankouti/kinojyo/kinojo.html  

【岡山・吉備-美星町ドライブ】吉備路古道と星空の町へ(大人の秋旅Vol.8)

新旧の時代が交差する宿場町の町歩き / 旧矢掛本陣石井家住宅・矢掛宿

新旧の時代が交差する宿場町の町歩き / 旧矢掛本陣石井家住宅・矢掛宿

写真提供:岡山県観光連盟

続いて向かった先は旧矢掛本陣石井家住宅です。総社〜矢掛間の国道486号線は「山陽ふるさと街道」とも呼ばれ、古くから建立している寺や古墳など、さまざまな文化財が残るルート。そのルートで約45分のドライブを楽しみながら目的地に到着。矢掛は宿場町として栄えた歴史があり、江戸時代は大名行列に町をあげて宿を提供していたとか。旧山陽道には本陣・脇本陣が並んで現存しており、旧矢掛本陣石井家住宅は矢掛の本陣として使用されていました。
また周囲には白壁土蔵や町家、「うなぎの寝床」と呼ばれる特有の区画など、江戸時代の面影を残したレトロな町並みが広がっています。古民家を改装したカフェや私設美術館、昔ながらの商店など、新旧の建物が入り混じり、町歩きを楽しめるスポットが点在しています。旧矢掛本陣石井家住宅を見学した後は、町並みを散策し、カフェに入って休憩やランチを楽しむのもおすすめです。

旧矢掛本陣石井家住宅の詳細

住所 岡山県小田郡矢掛町矢掛3079  営業時間 【3月~10月】9:00~17:00 【11月~2月】9:00~16:00 ※入館は閉館の30分前まで 料金 大人500円 子ども300円  駐車場 なし  URL http://www.town.yakage.okayama.jp/machi/shisetsu/honjin.html  

星空保護区®美星町の“夜の絶景”スポット/美星天文台

星空保護区®美星町の“夜の絶景”スポット/美星天文台

写真提供:岡山県観光連盟

矢掛で一息ついた後は、15分ほど車を走らせて美星天文台へ。東水砂矢掛線の曲がりくねる道を進み、美星町方面へと向かいます。
美星町は光の少ない山あいに位置する、全国有数の星空鑑賞スポットです。「日本三選星名所」に選ばれた実績もあり、多くの人が星空を眺めに美星天文台を訪れています。口径101cmの反射望遠鏡があり、一般公開されている望遠鏡としては国内屈指の大きさを誇ります。昼間は4D2U(立体映像システム)の上映や望遠鏡の見学をすることができ、「昼間の一等星」を見られることも。また晴れた夜に開催される観望会では、望遠鏡や双眼鏡を使って専門の職員が星空案内を行っています。夜の観望会の開始時間はWEBページに記載されているので、あらかじめチェックしておくとよいでしょう。都会では体験できない、星空が広がる贅沢な時間を堪能してみてはいかがでしょうか。

美星天文台の詳細

住所 岡山県井原市美星町大倉1723-70  営業時間 火・水曜日 9:30~16:00 金・土・日・月曜日 13:45~16:00、18:00〜22:00 料金 小学生以上 300円  駐車場 無料 普通車89台  URL https://www.bao.city.ibara.okayama.jp/  

美星の星空と歴史のまち/井原市街地

美星の星空と歴史のまち/井原市街地

美星天文台で星空を眺めた後は、車で20分ほど移動し井原市に宿泊するのがおすすめです。
井原市は里山風景が広がる、星空が美しい町。瀬戸内海の温暖な気候に恵まれ、1年を通して晴れの日が多く過ごしやすい気候であることも特徴のひとつです。のどかな田園風景と満天の星空を眺めながら、旅の余韻に浸ってみてはいかがでしょうか。
また井原市はデニムの産地としても知られており、井原駅構内には特産品の「井原デニム」を使ったアイテムも販売されています。世界中のバイヤーが注目する井原デニムの衣類や小物を、自分へのプレゼントやお土産として選ぶのもおすすめです。

URL https://www.ibarakankou.jp/sightseeing-information/hotel/  

<まとめ>

今回は岡山後楽園と鬼城山で歴史や文化に触れ、矢掛宿、美星天文台を巡るドライブルートを紹介しました。神社や遺跡など周囲にもさまざまな文化財があるので、寄り道も織り交ぜながら自分だけの歴史街道ドライブを楽しんでみるのもおすすめです。ゆったりと五感を満たす“大人の秋旅”を愛車とともに楽しみましょう。

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Drive! NIPPON編集部

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