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投稿日:2025.10.10 Fri

更新日:2025.10.14 Tue

【静岡・伊豆ドライブ】秋のはじまり、スローな時間が流れる海辺町へ(大人の秋旅Vol.2)

【静岡・伊豆ドライブ】秋のはじまり、スローな時間が流れる海辺町へ(大人の秋旅Vol.2)

写真提供:一般社団法人下田市観光協会

大人の秋旅Vol.2は、伊豆ドライブプランをご紹介します。
今回旅する東伊豆から南伊豆へと続く海沿いは、有名温泉街や高原リゾート、白砂のビーチなどが連なり、夏は多くの人でにぎわうエリア。けれども風が秋の気配を運ぶ頃には、海辺の町は穏やかな表情にかえり、時間の流れもゆるやかになります。夏の喧騒が落ち着いた頃、歴史ある温泉街やノスタルジックな港町、風情ある漁師町をのんびりとめぐり、じんわり心満たされていくような渚ドライブに出かけませんか。

  • START 東海館
  •      移動 🚙で約30分      
  • ミクニ伊豆高原ミクニ
  •      移動  🚙で約30分
  • 稲取ふれあいの森
  •      移動  🚙で約40分
  • 下田
  •      移動  🚙で約20分
  • 南伊豆

古き良き温泉街でレトロ建築を見学/東海館

古き良き温泉街でレトロ建築を見学/東海館

写真提供:一般社団法人伊東観光協会

伊豆スカイライン「亀石IC」から車で約20分。伊豆半島の最東端に位置する伊東温泉街から旅は始まります。海辺の風光や穏やかな気候に恵まれた伊東温泉は、江戸時代にはすでに多くの湯治客でにぎわっていたという歴史ある温泉地。往時をしのばせるレトロな建築物も多く残り、どこか昔なつかしい情緒が漂います。
そんな町のシンボルが、松川河畔に佇む「東海館」。昭和3年に温泉旅館として創業し、庶民に愛された宿は今、観光・文化施設として公開されています。木造3階建ての風格ある和風建築は、創業者が材木商だったことから杉や桧などの高級木材を惜しみなく使用。飾り窓や欄干、床柱など随所に職人技が光ります。大浴場は床から壁まで総タイル貼り。地元の彫師・森田東光の手になる唐獅子の湯口も見どころです。土日祝日には立ち寄り湯として利用でき、湯に浸かれば、昭和の時代にタイムスリップしたような気分を味わえそうです。

伊東温泉観光・文化施設 東海館の詳細

住所 静岡県伊東市東松原町12-10  定休日 毎月第3火曜日(祝祭日の場合は翌日)と1月1日  営業時間 9:00~21:00(最終受付 20:00)  料金 入館料大人200円・小人100円  備考 大浴場の営業は土・日・祝のみ 入浴料 大人500円/子供300円(小学生以下)/2才以下無料※オムツのとれない場合は不可 営業時間 11:00~19:00 大小2つの浴場を男女時間で入替制 【男性大浴場/女性小浴場】11:00~12:45、15:00~16:45 【女性大浴場/男性小浴場】13:00~14:45、17:00~19:00  駐車場情報:伊東市伊東駅前駐車場ほか http://itokousya.sun.bindcloud.jp/cn5/parking.html  URL https://itospa.com/spa/detail_54227.html  

地中海料理レストランで伊豆の風土を味わう/ミクニ伊豆高原

地中海料理レストランで伊豆の風土を味わう/ミクニ伊豆高原

古き良き温泉街の余韻にひたりながら、国道135号を南へ約30分。崖の上に建つ「ミクニ伊豆高原」に到着します。
「オテル・ドゥ・ミクニ」のオーナーシェフ・三國清三氏がプロデュースするこのレストランでは、伊豆半島の海に囲まれた地形や風土からインスピレーションを得た地中海料理を提供。地魚や、豊かな土壌と明るい太陽に育まれた旬の野菜を駆使して、佐々木章太シェフが腕をふるう料理はまさに目にもご馳走です。

建物は世界的建築家の隈研吾氏による設計で、木組みの構造体が印象的。三面がガラス張りの空間は緑と海に囲まれ、正面には伊豆大島を望むことも。伊豆の自然を五感で感じながら、優雅なランチタイムを過ごすことができます。

ミクニ伊豆高原の詳細

住所 静岡県伊東市八幡野1172-2  料金 コース1人7,502円〜(税込・サービス料込)  営業時間 ランチ 11:00〜15:00(最終入店14:00)/ディナー 16:30〜20:00(最終入店18:00)※ディナーは全日、当日15:00までの予約制  駐車場  URL https://mikuni-izukogen.jp/  

【静岡・伊豆ドライブ】秋のはじまり、スローな時間が流れる海辺町へ(大人の秋旅Vol.2)

碧い海と漁師町を見晴らす絶景/ 稲取ふれあいの森 展望テラス

碧い海と漁師町を見晴らす絶景/ 稲取ふれあいの森 展望テラス

伊豆の美食を味わったあとは、さらに南へ。伊豆高原を抜けると国道135号線は海沿いを走り、やがて岬のまち・稲取に辿り着きます。
天然の良港を持つ稲取は、金目鯛や伊勢海老、アジ、鯖など多彩な魚介が水揚げされる伊豆屈指の漁港の町。そんな稲取の海と街並みを一望できるのが、港から車でおよそ10分、「稲取ふれあいの森 展望テラス」です。
伊豆七島を望む丘にあるこの公園は、地元の人たちの憩いの場。駐車場から200mほど歩いた先に現れるテラスに立てば、眼下には稲取の街並み、そしてどこまでも青く続く太平洋が視界いっぱいに広がります。ここが日本であることを忘れ、まるで地中海を旅しているような気分に…。
展望を楽しんだら、稲取の町を散策するのもおすすめです。漁船が並ぶ港を歩き、「雛の吊るし飾り」で知られる八幡神社や、岬の高台に佇むどんつく神社などを訪ねれば、素朴な漁師町の風情にふれることができます。

稲取ふれあいの森の詳細

住所 静岡県賀茂郡東伊豆町稲取  料金 なし  営業時間 24時間  駐車場  関連サイト https://www.pref.shizuoka.jp/kurashikankyo/shizenkankyo/sakura/1057743/1058492/1058494.html ※東伊豆町の公式サイトではありません  

開国の歴史がつまった小さな港町をそぞろ歩き/下田市

開国の歴史がつまった小さな港町をそぞろ歩き/下田市

写真提供:一般社団法人下田市観光協会

稲取を後にし、海岸線をドライブして目指すのは次なる目的地、下田。開国の舞台となったこの地は、幕末の歴史ロマン薫る街並みと、澄みわたる青い海が魅力です。
ここでは往時の面影を探しながら街を歩いてみましょう。ペリー上陸記念公園に立つペリー艦隊来航記念碑をはじめ、日米下田条約が締結された了仙寺など、開国の歴史を物語るスポットが点在しています。
中でも、港町の花街として栄えたペリーロードは散策にもってこい。川沿いに柳並木と石畳が続き、伊豆石やなまこ壁の家並みが今も残り、ノスタルジックな気分にひたることができます。カフェやショップも並び、散策の合間に立ち寄り一息つくのもおすすめです。

住所 静岡県下田市  駐車場 ペリーロード駐車場(有料)  URL https://www.shimoda-city.info/  

白砂のビーチと温泉がひとつながり。伊豆南端の温泉へ/南伊豆町

白砂のビーチと温泉がひとつながり。伊豆南端の温泉へ/南伊豆町

写真提供:壺中の天○文 (こちゅうのてんまるぶん)

旅の締めくくりは、白砂のビーチを控えた南伊豆町で宿泊を。リゾートホテルや温泉旅館、民宿など多様な宿泊施設があり、その多くがオーシャンビューの露天風呂や客室を備えています。波音に包まれながら、ゆったりと流れる海辺の時間に身をゆだねてみてはいかがでしょう。

URL https://www.minami-izu.jp/  

<まとめ>

今回ご紹介したのは、伊東から下田まで、伊豆の海岸線を走りながら海辺の町を訪れるドライブルート。もっと海に近づくなら、下田中心街から少し足を伸ばし、須崎半島東南端にある爪木崎を訪れるのもおすすめです。岬に立つ爪木埼灯台は青空と海に映える真っ白な姿が美しく、その足元には岩礁と澄みわたる海が広がります。夏は海水浴や磯遊びで賑わいますが、秋は人影も少なく、静けさの中で海と向き合うひとときを過ごせます。

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Drive! NIPPON編集部

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