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投稿日:2024.04.05 Fri

石川・金沢ドライブ | まちや港で、心華やぐ金沢文化体験

石川・金沢ドライブ | まちや港で、心華やぐ金沢文化体験

華やいだ伝統文化に出会える金沢は、何度も訪れたくなる憧れのまち。兼六園や茶屋街といった王道の名所以外にも、個性豊かな文化がまちの各所に息づいています。今回紹介するのは「金沢ならではの体験」をメインにしたドライブプラン。金沢の港を満喫したり、町家に宿泊したり…視点を変えたドライブで新たな魅力に触れられます。要予約のスポットもあるので、出発前に計画して出かけましょう。
(写真提供:金沢市)

石川・金沢ドライブ | まちや港で、心華やぐ金沢文化体験

START 金沢駅  

①加賀友禅会館

②妙立寺 (忍者寺)

③石川県金沢港 大野からくり記念館      

④金沢港クルーズターミナル

⑤町家レジデンスイン金沢 かがび

自然を描く加賀友禅の技法を体験「加賀友禅会館」

自然を描く加賀友禅の技法を体験「加賀友禅会館」

「加賀友禅」は、加賀五彩と言われる臙脂(えんじ)・藍・黄土・草・古代紫を基調にして、自然の草花や生き物を繊細に描いた絵柄が特徴です。外を濃く中心は淡く染めて立体感を出す「外ぼかし」や、葉の虫喰い跡まで描く「虫喰い」といった写実的な表現が、加賀友禅らしさのひとつ。「加賀友禅会館」1階の有料展示室では作家の作品や制作工程が紹介され、伝統文化に親しむことができます。加賀友禅の技法を実際に体験するなら、地階の「手作り体験コーナー」へ。ハンカチの「手描き体験」、ハンカチやトートバッグ等への「型染め/型絵染め体験」から選んで加賀友禅染めが体験できます(有料・30~60分・要予約)。制作した作品はすぐ持ち帰れるので、お土産にぴったり。加賀友禅の落ち着いた趣を堪能してみては。

加賀友禅会館の詳細

■住所:石川県金沢市小将町8-8
■TEL : 076-224-5511
■開館時間:9:00~17:00
■休館日:水曜(祝日を除く)、年末年始
■入館料:大人310円、小人210円(地階は入館無料)
■URL:http://www.kagayuzen.or.jp/

2階建てなのに7層!? 思わぬ仕掛けに脱帽「妙立寺(忍者寺)」

2階建てなのに7層!? 思わぬ仕掛けに脱帽「妙立寺(忍者寺)」

歴代の加賀藩主が参詣する祈願所であり、当時前田家は徳川幕府と緊張状態にあったことから出城・砦の役割も持っていたとされる「妙立寺(みょうりゅうじ)」。建物全体が迷路のような構造になり、「忍者寺」と呼ばれるようになりました。外観は2階建てですが内部は7層あり、落とし穴になる賽銭箱、床板下の隠し階段といった仕掛けが随所に。あまりに複雑な構造から堂内拝観は事前予約制。案内人が約40分かけて、からくりを明快に解説してくれます。部屋数23、階段は29もあるという堂内には戦いに備えた知恵が凝縮されていて一見の価値ありです。
(写真提供:金沢市)

妙立寺(忍者寺)の詳細

■住所:石川県金沢市野町1-2-12
■TEL : 076-241-0888
■拝観時間:9:00〜16:00(堂内拝観は1カ月前からの事前予約制)
■休館日:1月1日、2日および法要日
■入館料:大人1200円、小学生800円 ※未就学児は拝観不可
■駐車場:なし ※周辺道路が狭いため、大通り沿いの有料駐車場を利用してください。
■URL:http://www.myouryuji.or.jp/

愛らしいからくりの動きに夢中「石川県金沢港 大野からくり記念館」

愛らしいからくりの動きに夢中「石川県金沢港 大野からくり記念館」

日本海の眺望とからくりが楽しめる「石川県金沢港 大野からくり記念館」。幕末のからくり師・科学技術者である大野弁吉の功績をたどる展示とともに、江戸時代から愛されてきた「からくり人形」、実際に仕掛けを動かせる「からくり作品」など約100点が集結しています。茶運び人形や座敷からくり、金沢の地名の由来になった民話が流れるのぞきからくりなどの凝った仕掛けを体験し、当時の遊び心に触れてみては。同館は、建築物としての見どころも豊富。皇居の吹上御所などを手がけた内井昭蔵氏が「北前船」をイメージして設計したもので、楕円形や放射性の梁といった珍しい構造からも“からくり性”を感じ取ることができます。
(写真提供:金沢市)

石川県金沢港 大野からくり記念館の詳細

■住所:石川県金沢市大野町4丁目甲2番29
■TEL:076-266-1311
■開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
■定休日:毎週水曜(祝日の場合は翌日)、12月29日~1月3日
■入館料:大人500円、小中高校生300円
■URL:https://www.ohno-karakuri.jp/

春はクルーズ客船寄港のシーズン!「金沢港クルーズターミナル」

春はクルーズ客船寄港のシーズン!「金沢港クルーズターミナル」

金沢港のクルーズ船受け入れ数は日本海側で最多。4月からオンシーズンを迎え、クルーズ客船が続々と入港します。2020年に誕生した「金沢港クルーズターミナル」で、豪華客船の華麗な姿を眺めてみませんか。日本海の白波をイメージした大屋根が彩る同ターミナルは、展望デッキやレストランを併設した気軽に立ち寄れるスポット。「金沢港まなび体験ルーム」では金沢港操船シミュレーターに挑戦でき、航海士の気分を味わえます。金沢港全体のライトアップ(日没~21:00、月曜除く)を一望する夜景スポットとしてもおすすめ。ターミナル前広場は加賀五彩の5色や風に揺らめく水面が光で演出され、幻想的な雰囲気に包まれます。
※クルーズ船の寄港情報は金沢振興協会HP(https://www.k-port.jp/)またはX(https://twitter.com/cruise_kanazawa)でご確認ください。

金沢港クルーズターミナルの詳細

■住所:石川県金沢市無量寺町リ-65
■TEL:076-225-7030
■開館時間:9:00~21:00 ※施設によって異なります。
■定休日:12月29日~1月3日
■入館・駐車場料金:無料
■URL:https://www.kanazawa-cruise.jp/

伝統工芸が彩る町家で宿泊「町家レジデンスイン金沢 かがび」

伝統工芸が彩る町家で宿泊「町家レジデンスイン金沢 かがび」

ひがし茶屋街に程近い好立地に佇む「町家レジデンスイン金沢 かがび」。伝統的な金澤町家をリノベーションした一棟貸しの町家宿で、暮らしに溶け込むように宿泊できます。4棟の町家が連なる「かがび」は「友禅」「水引」「手毬」「竹」という各棟の名の通り、金沢の伝統工芸品がテーマに。美しい友禅や加賀手鞠、シックな竹や水引のアートが出迎えてくれ、気分がぐっと華やぎます。1階は土間と居間と水回り、2階にベッドを備えた寝室があり、浴室にはヒノキ風呂を完備。夕食は外食、朝食はテイクアウトで…など多様な滞在スタイルが選べて、金沢をアクティブに満喫したい方にぴったりです。他にも金沢市内に個性豊かな町家宿が点在しているので、好みや行き先に応じてセレクトしてみては。

町家レジデンスイン金沢 かがびの詳細

■住所:石川県金沢市森山1丁目29-5-1号
■TEL:050-3786-2009 (10:00~13:00/14:00~17:00)
■URL:https://www.kanazawa-machiya-inn.com/jp/accommodations/kagabi/

Posted by

Drive! NIPPON編集部

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