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投稿日:2023.11.21 Tue

三重・熊野ドライブ | 雄大な自然に出会う旅

三重・熊野ドライブ | 雄大な自然に出会う旅

三重県南部にある熊野市は海と山に囲まれた自然豊かな街。自然が織りなす神秘的な景観が多数点在しており、世界遺産、国の名勝、天然記念物など雄大な絶景が癒してくれます。また、熊野灘に面している地域では漁業が盛んで、地魚を使ったご当地グルメが楽しめます。心も体もリフレッシュするドライブにでかけましょう。

三重・熊野ドライブ | 雄大な自然に出会う旅

START 熊野新鹿IC

①鬼ヶ城

②獅子岩

③丸山千枚田

④瀞峡


自然が作り出した奇岩の絶景。国の名勝・天然記念物「鬼ヶ城」

自然が作り出した奇岩の絶景。国の名勝・天然記念物「鬼ヶ城」

大小無数の海食洞が、長い年月の侵食と大地震の隆起によって形成された「鬼ヶ城」。伊勢志摩から続くリアス式海岸の最南端にあり、熊野灘に面して階段上に並ぶ奇岩が約1.2km続いています。人々を圧倒する美しい海岸景勝地のひとつであり、三重県熊野市の観光に欠かせないスポットです。なかには、坂上田村麻呂がこの地で鬼と恐れられた海賊多娥丸を征伐したという伝説から「猿戻」「鬼の風呂桶」「鬼の見張場」など、鬼にまつわるユニークな名称がついたと言われている景観スポットがあります。他にも、山頂には、室町時代(1523年頃)に有馬和泉守忠親が築城したと言われる鬼ヶ城本城の城跡が残っていて、国の名勝・天然記念物、ユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として登録されている美しい絶景が堪能できます。

■住所:三重県熊野市木本町1835-7
■TEL:0597-89-1502(鬼ケ城センター)
■URL:https://onigajyo.mie.jp/

獅子が咆哮する姿は迫力満点「獅子岩」

獅子が咆哮する姿は迫力満点「獅子岩」

国道42号線の七里御浜沿いにある「獅子岩」。地殻変動と海風と波の侵食によって形成された岩山で、岬の先端が獅子の頭に似ていることからその名がついたとか。高さ約25m、周囲約210mの奇岩は、熊野灘に向かって咆哮しているかのように見え、その迫力ある絶景に魅了されるはず。近くにある、井戸川上流に位置する「大馬神社」の境内には狛犬が無いことから、この「獅子岩」が狛犬と称されていることでも有名で、同じく国の名勝・天然記念物、世界遺産に登録されています。

■住所:熊野市井戸町
■TEL:0597-89-2229(熊野市観光公社)
■URL:http://kumano-kankou.com/

日本の原風景にうっとり。四季の絶景を楽しめる「丸山千枚田」

日本の原風景にうっとり。四季の絶景を楽しめる「丸山千枚田」

高低差約160mの地形に、約10坪の田が1,340枚広がる「丸山千枚田」。その数の多さは、日本にある棚田の中でも最大規模を誇るとか。春は水を張り、夏は稲が風に揺れ、秋は黄金色に輝き、冬は雪景色など、一年を通じて日本の原風景を楽しむことができます。実はこの棚田、慶長6年に2,240枚あった田が平成初期には530枚まで減少。それを、素晴らしい景観と美しい棚田を後世に伝承すべく、地域住民によって結成された丸山千枚田保存会が現在の1,340枚まで復元したとか。今でも昔ながらの手作業で田植えや稲刈りをしており、たくさんの人の手によって美しい景観が保たれています。日本の棚田百景に選ばれるほどの絶景を目に焼き付けに訪れてみてください。

■住所:三重県熊野市紀和町丸山
■TEL:0597-97-0640(熊野市ふるさと振興公社)
■URL:https://www.maruyamasenmaida.jp/

国特別名勝・天然記念物の大渓谷「瀞峡」

国特別名勝・天然記念物の大渓谷「瀞峡」

和歌山県・三重県・奈良県の3県にまたがる「瀞峡(どろきょう)」。北山川の上流から流れており、奥瀞・上瀞・下瀞に分かれています。切り立つ断崖や高さ20〜50mの巨岩が立ち並ぶ下瀞は「瀞八丁(どろはっちょう)」という名称で親しまれており、吉野熊野国立公園の一部で、国の特別名勝・天然記念物に指定されています。瀞峡が流れる大峡谷の川は、今では観光スポットとして定着しましたが、昭和40年頃に車道ができるまではプロペラ船が行き来していたとか。自然が織りなす神秘的な景観を眺めて、心も体もリフレッシュしてみてはいかが。

■住所:奈良県吉野郡十津川村神下
■TEL:0746-62-0004(十津川村役場企画観光課)
■URL:https://www.vill.totsukawa.lg.jp/traveling_guide/

鮮度のいい魚で作る干物は格別。ご当地グルメ「干物」

鮮度のいい魚で作る干物は格別。ご当地グルメ「干物」

三重県熊野市は熊野灘に面しているため漁業が盛んな街。地魚を使った干物はご当地グルメのひとつとして人気があります。熊野市の温暖な気候は干物作りに適しており、天日で干した魚は旨味と甘味が凝縮され、よりおいしい干物になるそう。丸干し、開き、塩干し、燻製、みりん干しなど、加工方法が異なるのも干物の特徴。それぞれ味が異なるので食べ比べを楽しむのが一興。なかでも、熊野が発祥の地と言われている「さんまの丸干し」はオススメの一品です。先代から受け継いだ昔ながらの製法で作る老舗干物屋が多いので、ドライブ中に気軽に立ち寄ってみてください。



Posted by

Drive! NIPPON編集部

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