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投稿日:2023.10.16 Mon

愛知・三河歴史ドライブ | 今すぐ行きたい!徳川家康ゆかりの地を巡る

愛知・三河歴史ドライブ | 今すぐ行きたい!徳川家康ゆかりの地を巡る

戦乱の世を治め、太平の世をつくり上げた徳川家康。戦国時代を代表する三英傑の一人であり、2023年の大河ドラマで再び注目されています。家康が生まれた愛知県三河エリアに点在するゆかりの地を巡ってみると、その生き様をまざまざと感じられるはず。岡崎城から出発し、史跡を訪れながら、雄大な海景色が広がる渥美半島へ―。歴史と自然に触れる三河歴史ドライブに出かけてみませんか。
(写真提供:岡崎市)

愛知・三河歴史ドライブ | 今すぐ行きたい!徳川家康ゆかりの地を巡る

START 岡崎IC

①岡崎城

②カクキュー八丁味噌(八丁味噌の郷)

③御油のマツ並木

④豊川稲荷

⑤日出の石門

出生の地「岡崎城」で、出世にあやかる!?

出生の地「岡崎城」で、出世にあやかる!?

ドライブのスタートは「日本100名城」に数えられる岡崎城から。徳川家康は岡崎城で誕生し、5歳で人質にとられ、再び同城に戻ってきたのは18歳という波乱の子ども時代を過ごしました。岡崎城の天守閣は1959年に再建されたもので、5階展望室から岡崎の街並みを一望できて気分爽快。岡崎公園内には家康ゆかりの銅像や石像、からくり時計などが点在するほか、2024年1月8日まで「大河ドラマ館」も開館中で、歴史散歩にぴったりです。また、家康生誕の朝には城の上に金の龍が現れたという昇龍伝説が残り、城の横に出世・開運などのご利益で知られる「龍城神社」が鎮座しています。公園には竹千代(家康の幼名)と家康公が並ぶ「出世ベンチ」もあり、出世にあやかれそうなスポットです。
(写真提供:岡崎市)

■住所:愛知県岡崎市康生町561-1
■TEL:0564-22-2122
■営業時間: 9:00~17:00(入館は16:30まで)、年末休館(ドラマ館開館中は無休)
■入場料:大人(中学生以上)300円、小人(5歳以上)150円(大河ドラマ館は別料金)
■URL:https://okazaki-kanko.jp/okazaki-park

工場見学と味噌ソフトが名物「カクキュー八丁味噌(八丁味噌の郷)」

工場見学と味噌ソフトが名物「カクキュー八丁味噌(八丁味噌の郷)」

長寿で知られる徳川家康の“健康の源”の一つだったとされるのが、岡崎の「八丁味噌」。家康は江戸城を居城にした後もわざわざ三河から取り寄せていたのだとか。八丁味噌は、大豆と塩のみを原料として木桶に仕込み、川石を積み上げ重石にして、二夏二冬(2年以上)熟成させる伝統製法により、濃厚なコクやほのかな酸味を醸し出しています。今なお継承される味噌づくりを体感するなら、蔵元「カクキュー八丁味噌(八丁味噌の郷)」で毎日開催中の工場見学がオススメ。ガイドの案内で味噌蔵の見学や試食もでき、木桶の迫力や味噌の香りから歴史の重みを感じられるはず。味噌グルメを気軽に味わえる食事処や売店も併設。味噌を練り込み、味噌パウダーを振りかけた名物「味噌ソフトクリーム」は、塩キャラメルのような風味がやみつきになりそうです。(写真提供:岡崎市)

■住所:愛知県岡崎市八丁町69番地
■TEL : 0564-21-1355
■営業時間: 売店9:00~17:00、工場見学10:00~16:00(平日毎時00分、土日祝毎時00分と30分※12:30は除く、年末年始は休み)
■URL:https://www.kakukyu.jp/

江戸の旅人気分で、家康が整備した「御油のマツ並木」を歩く

江戸の旅人気分で、家康が整備した「御油のマツ並木」を歩く

東海道は、徳川家康が全国統一のために整備した五街道のひとつ。東海道の御油宿と赤坂宿の間にある約600メートルの「御油(ごゆ)のマツ並木」は往時の面影を残している貴重な名所です。この松並木は、1604年家康の号令によってクロマツを植樹し整備したもので、松の木が夏の日除けや冬の風除けになり旅人の往来を助けました。「東海道中膝栗毛」にも登場するといった文化的な価値から国の天然記念物に指定され、地元の保護活動で約300本の松が維持されています。江戸の旅人気分で松並木を散策してみると、家康の偉業をより体感できそうです。近くには公園と駐車場、「御油の松並木資料館」があり、ドライブのリフレッシュにも最適です。

■住所 愛知県豊川市御油町井ノ口(御油のマツ並木 駐車場)

戦国武将たちからも信仰を集めた「豊川稲荷」

戦国武将たちからも信仰を集めた「豊川稲荷」

日本三大稲荷のひとつで、商売繁盛のご利益で名高い「豊川稲荷」。実は正式名称は「妙厳寺」という曹洞宗のお寺であり、お祀りする豊川吒枳尼眞天(とよかわだきにしんてん)が白い狐にまたがって現れたという言い伝えから「豊川稲荷」の名で呼ばれるようになったとか。江戸時代には稲荷信仰がブームになり、徳川家康をはじめ、織田信長、豊臣秀吉などの名だたる武将が信仰を寄せたと言われています。広い境内には本殿のほか、約1000体の狐の石像が並ぶ「霊狐塚」、なでると福徳をいただけるという「おさすり大黒天」などの見どころがたっぷり。飲食店や土産店でにぎわう門前町では、お店ごとの個性が光る「豊川いなり寿司」をぜひ食べ比べしてみてください。

■住所:愛知県豊川市豊川町1番地
■TEL:0533-85-2030
■総門の開門時間:5:00~18:00
■URL:https://www.toyokawainari.jp

大河ドラマのロケ地に。夕景も美しい「日出の石門」

大河ドラマのロケ地に。夕景も美しい「日出の石門」

旅の締めくくりは、渥美半島の海沿いを伊良湖岬に向かってドライブ。お目当ては、大河ドラマ「どうする家康」第1話・第2話のロケ地に使われた「日出の石門(ひいのせきもん)」。太平洋の荒波によって岩が浸食され中心が洞穴になった様子から石門と呼ばれ、沖の石門と岸の石門の2つが見られます。名前の通り日の出の名所として有名で、12月中旬~1月頭は岸の石門の穴からのぼる日の出を撮影できるチャンスだそう。日の出も見事ですが、茜色に染まる夕暮れの海景色もまたロマンチック。クルマで数分の恋路ヶ浜から眺めると、夕景に日出の石門のシルエットが浮かび上がり幻想的です。

■住所:愛知県田原市日出町(伊良湖岬周辺)

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Drive! NIPPON編集部

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