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こんにちは!「着物でおでかけ」コラムライターのSAYAKAです。
暦の上ではもう秋ですが、まだまだ残暑厳しいですね。
とはいえ、私は着たい時に着物を着て、おでかけしています。
この日は、気になっていた展示を見に美術館へ。
残暑を意識して、あまり夏らしくない浴衣をチョイスしました。
帯は、季節を先取りして満月の柄に。
着物の世界では、季節を少し先取りするのが「粋」とされているので、
柄や小物、素材などで演出したりもします。

「帯締め」と「帯留め」でコーディネートに遊びをプラス!
今回注目してほしいのが、帯の真ん中にある紐と飾り。
こちらは紐のことを「帯締め」、飾りのことを「帯留め」といいます。
「帯締め」は太さや素材がいろいろあり、慶弔時や季節など、シーンごとに使い分けます。
名前のとおり、帯を締めるために使うので、ほどけてこないようにぎゅーっと結ぶのがポイントです。
このときお好みで「帯留め」という飾りをつけることもできます。
帯締めをしたあとにつけるタイプのものや、先に帯締めに通しておくタイプのものなど、こちらもさまざま。
私も、帯留めはいくつか持っているのですが、
例えばクラシックのコンサートに行く時は音符の帯留めにしたり、髪飾りやバッグの色味と合わせたりして遊んでいます。
この日は、お花の色に合わせて黄色の帯締めと、レトロなブローチを帯留めにあしらいましたが、
色や組み合わせを変えると印象も違って見えるんですよ。

今度は、葉っぱの色に合わせて緑色の帯締めに。
帯留めは龍の絵のものに変えてみました。
どうでしょうか?ちょっと渋くて大人っぽい印象がしませんか?
感想・まとめ
帯締めと帯留めの世界、少しは楽しんでいただけたでしょうか?
小物のちょっとした取り合わせで、印象も違って見えますよね。
その日の気分やおでかけシーン、季節に合わせて帯締めと帯留めで遊んでみてくださいね!
次回の「着物でおでかけ」もお楽しみに!

Posted by
光田さやか
料理と着物をこよなく愛する愛知県在住のフリーライター。ジャンルはグルメ全般、ライフスタイル、ビジネス、子育て、美容、農業、和文化、温泉、地域促進など。趣味は、旅先で一筆箋とご当地調味料を買うこと。