VOL.10 キャンプサイトの種類と特徴を知って最適サイトを選ぼう!

※ 掲載記事に関して
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、紹介する施設によっては営業時間の変更や休業、イベントの延期・中止が生じる場合があります。また、情報は記事掲載時点のものです。お出かけの際は、事前にHPなどで詳細をご確認ください。

残暑厳しいなかですが、いかがお過ごしですか?夏休みが終わり新学期を迎える地域もあるようですが、まだまだうだる暑さが続いています。
さて今回はいろいろあるキャンプサイトを少し解説。サイトというのは、テントなどを立てるスペースのことですが、キャンプ場ごとにサイトを複数設けていることが多いのです。「こんなキャンプだったらこういうサイトがいいな」と参考にしてみてください。

■フリーサイトと区画サイト
大分類で一番多いのがこの違い。文字通り、区画サイトはロープなどで仕切られた区画内にテントやタープを立て、フリーサイトはどこでもテントの設営ができます。フリーサイトのほうが自由に選べる分、料金設定が安いことが多いのですが、電車の自由席と一緒で好みのロケーションや場所の確約はされません。区画サイトは予約制で設営場所に困ることはないので、安心感があります。ファミリーキャンプなどテントが大きかったり、土日祝日で繁忙が予想される場所に行く場合は区画サイトのほうが安心かもしれません。

■オートサイト
オートサイトは、車の乗り入れができるサイトです。荷物を運ぶ工数が圧倒的に楽ですし、テントを建てず車内で過ごすキャンパーさんにおすすめです。こちらも区画サイトとフリーサイトがありますが、区画サイトの場合は車の台数が制限されていることが多いです。複数台の車で集合するなどといった場合は事前に何台まで乗り入れ可能か確認を。

■ドッグサイト
ワンちゃん連れのキャンパーさんはこちらへ。こちらは、高い壁などで仕切られていてノーリードで過ごせるようにできる場合と、逆に区画サイト内に係留場所がある場合とがあります。係留場所がある場合でも、施設内にドッグランなどノーリードエリアがあることも。ワンちゃんにどう過ごしてもらいたいかによって希望が異なるので、吟味してみてください。

■電源サイト
真夏、真冬は電源サイトが便利です。こちらは基本的に区画サイトの場合が多いと思いますが、サイト内に電源を繋げることができます。扇風機やスポットクーラー、こたつ、電源を使うクッカーなどが利用できるので、キャンプ飯を追求したい場合や赤ちゃんや小さいお子さんがいる場合にも便利。キャンピングカーの場合も外部電源を取れるので快適に過ごせます。

さらにサイトのなかでも、芝生や土、ウッドチップやデッキなどさまざまな素材があり、キャンプ場が広ければ林間サイトと湖畔サイトなど複数のロケーションが選べる場合も。人数やシーン、季節、利用するギアなどによって選択してみてください!

Posted by

ゴトウクミコ

京都在住のライター。旅、食、絶景、島、キャンプ、酒、本をこよなく愛す。今興味があるテーマは「地方創生」。ちょっとした自慢は、大きくなった子どもの寝顔をアテにお酒が飲めること。

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