VOL.40 “日本だからできるテーブルワイン”を。小さな醸造所から届ける日本ワイン

※ 掲載記事に関して
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「VINO-LOK(ヴィノ・ロック)」はご存知ですか?コルクやスクリューといったワイン栓の一種なのですが、私は今回紹介するワインに出会って、初めて知りました。
VINO-LOKとは、ワインの瓶に用いられるガラス製の栓のこと。見た目が美しいだけでなく、手だけで簡単に開けられ、さらに開けた後も再利用可能なのです。今まで見る機会がなかったので、おしゃれー!と一言。それだけでもこだわりが詰まっているのだなと感じさせてくれます。

今回は、そんな栓までこだわりが詰まった日本ワイン、(株) マルキョー/Cfa Backyard Wineryの「オープニングアクト マスカットベーリーA-C 2020」を紹介します。
栃木県足利市の小さなワイナリーで造られたテーブルワイン。ワインそのものの可愛らしいピンクがかった色合いがよく見える透明ボトルで、ラベルのスタイリッシュさも引き立ち、目の前にあったら手に取るよな、と思わせてくれる相乗効果に感動。VINO-LOKの栓もパッキンがピンクで、細部へのこだわりを感じずにはいられません。

さて中身はというと、香りはイチゴを連想させるベリー系の甘い香り。口に含めば、その香りのままの風味が口に広がるものの、甘すぎず、程よい酸味も。そして、その酸味までもフルーティーに感じさせてくれるほど、全体的にバランスがよく、うまく溶け合っている印象です。口当たりは軽めで、後味はさっぱりとしているので飲みやすく、食前にも良さそうです。個人的には、料理と合わせるより、そのままの味わいを楽しみたくなるワインですね。ワインへの抵抗がある方でも飲みやすそうなので、気軽な集まりなどでも活躍しそうな1本です。

栃木県足利市で60年以上続く、ラムネやシロップなどを製造する清涼飲料水製造会社、株式マルキョー内に2012年に設立された小さな醸造所「(株) マルキョー/Cfa Backyard Winery」。他の専門分野や得意分野を活用しながら、ワインを熟知したメンバーがオープンにワインを造っているのだそう。「国産化から日本化へ」をミッションとし、日本の気候に適応した日本独自のワイン造りを目指しています。他にも甲州やデラウェアなど、さまざまな日本ワインをお楽しみください。

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HIROKO / Drive! NIPPON編集・PR担当

ワインや日本酒、焼酎、そして、食べるのが好きで、Drive! NIPPONのロケでは必ずその土地のお酒をチェック。最近注目しているのは、安いのに美味しいワイン。一人飲みよりも、家族や友人と笑いながらお酒を楽しむ時間が一番好き。
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