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こんにちは!
着物でおでかけコラムライターのSAYAKAです。
夏らしい、とっても暑い(暑すぎる!)日が続いていますね。
熱中症などには気をつけて、日常生活やレジャー、イベントなどを楽しみたいものです。
さてさて、夏といえば、浴衣を着る機会も多いのではないでしょうか?
夏祭りや花火大会が各地で開催され、浴衣を着て出かける計画をしている人もいるかもしれませんね。
浴衣にはカジュアルに結べる「半幅帯」を合わせるのがおすすめ。
今回は、そんな浴衣でのおでかけシーンにちょっと役立つ「半幅帯」の結び方についてご紹介します!
好みや浴衣の雰囲気でアレンジを楽しんで
記事の冒頭の写真に写っているものが、半幅帯です。
半幅帯とは、幅が約15cm、長さが約330~360cmの細い帯のことで、袋帯や名古屋帯と比べて帯幅が約半分となっているため、このように呼ばれています。
半幅帯は格が低いカジュアルな帯なので、浴衣のほか、小紋や紬といった普段着着物に締めるのが一般的。
アレンジもしやすくて、価格帯も比較的お手頃なため、着物初心者にも揃えやすい品になっています。
そんな半幅帯ですが、まずは定番の結び方を2つほどご紹介しますね。

こちらは「文庫結び」といって、可愛らしいリボンの形をした結び方です。
この基本の形から、羽を出してボリューミーにしたり、片方を裏返して色を変えたりするのもおすすめ。
個人的には、羽が左右2枚ずつになるようにひろげて、ボリュームたっぷりに見せるのが好きです!

こちらは、私がよくやる「吉弥結び」。
帯締めを使う結び方で、ちょっと小粋な感じを演出してくれます。
背中がぺたんこなので、観劇やランチに行く時など、椅子に座るシーンで結ぶとラクに過ごせます。
スタイリッシュな浴衣と合わせると、洗練された印象に見せることができます。

あとは、適当に結んで、結び目の下からくぐらせてヒラヒラさせる、こんな結び方もあります。
私はいつも思いつくままに適当にやっているので、結び方に名前も特にありませんが……。
リバーシブルになっている半幅帯を使うと、このように色を変えて楽しむこともできますよ。
今はSNSなどでもいろんな半幅帯アレンジが発信されているので、自分の好みや浴衣のテイスト、おでかけシーンに合わせて結び方を変えてみるのもいいですね!
さて、私も今日はお気に入りの浴衣に吉哉結びをして、ちょっと映画でも観てきます!
みなさんも浴衣で楽しくお出かけしてくださいね!
次回の「着物でおでかけ」もお楽しみに!

Posted by
光田さやか
料理と着物をこよなく愛する愛知県在住のフリーライター。ジャンルはグルメ全般、ライフスタイル、ビジネス、子育て、美容、農業、和文化、温泉、地域促進など。趣味は、旅先で一筆箋とご当地調味料を買うこと。