VOL.3 情緒あふれる黒壁の佇まい。半田運河沿いを街歩き

江戸の食文化や醸造文化も学べる、憩いのスポット

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江戸の食文化や醸造文化も学べる、憩いのスポット

こんにちは!
着物でおでかけを楽しむ、コラムライターのSAYAKAです。
今回ご紹介するのは、愛知県半田市の半田運河周辺です。

江⼾時代を中⼼に、海運業や酒や酢などの醸造業で⼤いに栄えた半田市。運河沿いには今も、趣深い黒壁の蔵が立ち並んでいます。
海運業、醸造業で栄えた豪商・中埜半六家の邸宅や、江戸時代から伝わる酒造りの道具や資料を展示した「國盛 酒の文化館」など歴史的な建造物も保存されていて、まるでタイムスリップしたかのような気分に浸れます。

全長5kmにもなる半田運河ですが、春には鯉のぼりが優雅に泳ぎ、夏にはライトアップイベントが行われるなど、四季折々の美しさがあるのも魅力。
市内外の人が多く訪れる憩いのスポットにもなっています。

こちらは、半六庭園にて。静かな日本庭園になっていて、ゆったりと散策することができます。
敷地内には、食べ歩きにもお土産としてもおすすめなバウムクーヘンの専門店「ばうむくーへん研究所」があります。
「お好きなところで景色を楽しみながらお召し上がりくださいね!」と言っていただけたので、庭園を眺めながらのんびりいただきました。

今日のコーデは、えんじ色の小紋に、赤い道行(みちゆき)。
道行は、カジュアルからフォーマルまで合わせられる着物用コートのことで、襟元が四角くなっているのが特徴です。
この日は気温14度とやや暖かく、前回のような厚手のコートは不要でした。
寒さが厳しい季節ですが、中にも暖かい素材のものをしっかり着込んで、着物旅を楽しんでいます。


<感想&まとめ>

太陽の光がきらきらと水面に反射して、とても美しい半田運河。
その両端に黒壁が立ち並ぶ街並みは情緒があり、着物で歩くにはピッタリな場所でした。

そんな半田運河で、来たる2月4日(土)、半田の醸造文化を見て体験できるガストロノミーツアーが開催されるそうです!
お酢やお酒の蔵を巡ったりみそ玉のワークショップで学べたり、知多のたまり醤油を使用した鰻重を味わったりと、盛りだくさんな内容。
私も行ってみようかな。

それでは、次回の「着物でおでかけ」もお楽しみに!

【今回のスポット】
愛知県半田市・半田運河周辺

■「半田ガストロノミーツアー」の記事はこちら:
https://www.drivenippon.com/chubu/news/58778/

Posted by

光田さやか

料理と着物をこよなく愛する愛知県在住のフリーライター。ジャンルはグルメ全般、ライフスタイル、ビジネス、子育て、美容、農業、和文化、温泉、地域促進など。趣味は、旅先で一筆箋とご当地調味料を買うこと。

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