【和歌山県】冷やしても温めてもおいしい!和歌山県民が愛するソウルフード「茶粥」

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和歌山ではお粥のことを「おかいさん」と呼ぶように、“◯◯さん”と呼ぶ方言があります。風邪を引いた時や、体調を崩した日には「おかいさん食べてしっかり寝ぇや!」と祖母や母に言われたものです。

皆さんの自宅では白いお粥が一般的だと思うのですが、和歌山県ではほうじ茶で煮た「茶粥」が食卓に並びます。夏は冷やしてひんやりと、冬は温めていただく和歌山のソウルフードのひとつ。そのまま食べるとほうじ茶の風味が味わえ、和歌山ならではの調味料「梅干し」や「金山寺味噌」を添えると絶品!

とはいえ、このご時世店頭で食べられるお店が少なく、若い世代では「茶粥を食べたことがない」と言う方もちらほら……。ですが、老舗旅館などでは「和歌山のソウルフードを国内外の観光客の方にも知ってほしい」と朝食で提供しているなど、様々な取り組みが行われています。

自宅で作る際は、お粥を作る手順にほうじ茶のパックを一緒に煮るだけとすごく簡単。大人になり、わたしも食べる機会は減ってしまったものの、時々食べると幼い頃家族で食卓を囲んで「茶粥」を食べた光景を思い出します。ぜひ、和歌山に来た際は本場の茶粥を堪能してみてください。意外とお腹が満腹になりますよ!

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MAYU / 旅するフリーライター

和歌山県出身・在住。
国内だけでなく、アジアにも足を運ぶ大の旅好き。美味しいグルメ巡りが欠かせない食いしん坊です。相棒のカメラを片手に、旅先の情報をお届けします。

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