VOL.29 北海道の冬はスキーだけじゃない!「道北アークス旭川大雪アリーナ」でスケートも楽しもう

VOL.29 北海道の冬はスキーだけじゃない!「道北アークス旭川大雪アリーナ」でスケートも楽しもう

ジュニアグランプリシリーズが始まる8月、まだ暑い日が続きますが、2022-23年シーズンが始まります。
ついにイタリアで開催されるミラノ・コルティナダンペッツィオ五輪への1年目ということで、ルールも大きく変更されました。
また、シニアの選手たちは、これから始まるシーズンに向けてアイスショーモードから試合モードに変わり、最後の調整が始まっている頃でしょう。

さて、8月に紹介するスケートリンクは「道北アークス旭川大雪アリーナ」です。
大雪アリーナは、北海道の旭川市にあり、旭川駅からは石狩川を越えて、車で4、5分の場所にあります。夏季には多目的アリーナとして、各種スポーツ大会やイベントが開催されている他、フットサルのエスポラーダ北海道や、バレーボールのヴォレアス北海道のホームゲームとしても使用されています。
そして11月から3月の冬季期間には、体育館からスケートリンクへと変貌し、アイスホッケーやフィギュアスケート、カーリングなどが楽しめます。地域住民が夏季・冬季問わず、スポーツを楽しむことのできる施設です。

そんな大雪アリーナでは、過去に1990年、2000年、2003年と、3度もフィギュアスケートのNHK杯が開催されており、国内外のトップ選手を間近で見る機会がありました。2000年にはエフゲニー・プルシェンコさんが、2003年には村主章枝さんが優勝しており、その勢いそのままにグランプリファイナルを優勝しています。
そんな旭川市に冬季日本選手団の拠点ができるかもしれないということで、話題に上がったのも記憶に新しいところです。

旭川の子供たちはスキーをやることが多いということを聞いていますが、これだけ便利な場所にスケートを楽しめる施設があるので、ぜひとも多くの子供たちにスケートも楽しんでもらいたいと思うのは、元フィギュアスケーターとしてだからでしょうか?
ちなみに、このアリーナから車で30分ほどの場所には、日本最北の動物園「旭山動物園」や「カムイスキーリンクス」などがあります。もう2カ月もすれば、雪が降り始めるであろう旭川市で、様々な経験を楽しむ計画を立ててみてはいかがでしょうか?

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小塚 崇彦 / フィギュアスケーター

現在は、フィギュアスケートを始めとしたスポーツの普及活動を中心に、活動の幅を拡げて新たなステージに挑戦。また野球、サッカー、ゴルフなどのスポーツ経験を活かし、スケートの用具開発やJOC専門部会委員、スペシャルオリンピックスドリームサポーターなど様々な方面で活躍。2021年から全国の芸術花火スペシャルプロジェクトリーダーとして活動。2023年からはTOYOTA GAZOO Racing ラリーチャレンジにも挑戦。東京の二子玉川を拠点に、北海道、東北、関東、四国をはじめ全国各地でも小塚アカデミー (スケート教室) を開催。

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