VOL.29 贈り物やささやかな集まりに!胎内高原ワイナリーの自然派ワイン

VOL.29 贈り物やささやかな集まりに!胎内高原ワイナリーの自然派ワイン

毎月、日本ワインを紹介していて思うことは、まだまだ知らないワイナリーの名前が出てくるということ。観光もできる歴史ある大きなワイナリーから、農家さんが始めた小さなワイナリーまで、その規模は様々で現地に行かないと、さらには住んでないと知らない情報もたくさんあります。
残念なのは、普段からお酒を飲む人たちでも、日本のワインの話はそんなに通じないということ。
不思議なもので、日本酒だと獺祭、而今、八海山、久保田など、通でなくても名前が出てくるのですが、日本のワインは国内でもまだ認知度が高くないようです。
ただ最近では、ワインツーリズムのように、ワインやワイナリーを通してその土地の文化や食を楽しむようなスタイルや、観光地の選択肢としてワイナリーが注目されており、日本ワイン、ワイナリーは日本酒とは違う形で、日本の観光や文化を活性させている一面があるなと思う今日この頃です。

さて、今回紹介するのは、町おこしとして地方自治体が運営する、胎内高原ワイナリーの「ヴァンペティヤン 2021」です。
新潟県胎内市内の自社農園で栽培されるシャルドネとソーヴィニヨン・ブランを使用して醸造された、酸化防止剤無添加(サンスフル)のスパークリングワイン。シンプルで洗練されたラベルデザインが目を惹きます。

瓶内二次発酵特有のきめ細かい泡が爽やかで、青リンゴを連想させる風味が特徴的。何も言われなければ、シードル?と間違えてもおかしくないような青リンゴを連想させる香り。口に含めば、ほのかに酸味を感じ、ナチュラルでキレがある味わいです。個人的には、とにかくドライといった印象。もちろんちゃんと果実の旨味があった上でです。塩気のあるおつまみがオススメですが、イタリアンや和食などの料理と一緒だとより一層魅力が引き立ちそうですね。

2007年新潟県胎内市に、果樹作物の生産振興や地域の活性化を図ることを目的に誕生した自治体直営のワイナリー。日本海を見下ろす豊かな自然を活かし、町が一体となって果実味ある胎内らしいブドウの栽培、素材を大事にしたシンプルなワイン醸造に取り組んでいます。
ラベルがおしゃれで、優しく美味しい自然派ワイン。自分用にはもちろんですが、友人とのささやかな集まりの手土産として、また贈り物にもオススメです。

Posted by

HIROKO / Drive! NIPPON編集・PR担当

ワインや日本酒、焼酎、そして、食べるのが好きで、Drive! NIPPONのロケでは必ずその土地のお酒をチェック。最近注目しているのは、安いのに美味しいワイン。一人飲みよりも、家族や友人と笑いながらお酒を楽しむ時間が一番好き。
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