トップページ >小塚 崇彦の「スケートリンクつるり(巡り)」
2022.06.23 Thu
VOL.27 気軽にスケートが楽しめるアミューズメント施設。福岡県久留米市「スポガ久留米」

※ 掲載記事に関して
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、紹介する施設によっては営業時間の変更や休業、イベントの延期・中止が生じる場合があります。また、情報は記事掲載時点のものです。お出かけの際は、事前にHPなどで詳細をご確認ください。
この時期、フィギュアスケートの選手たちは新しいプログラムを作り終え、少し滑り込んで体に馴染ませています。アイスショーではその新しいプログラムを初披露するので、シーズンオフとはいえ、ファンの方々の活動も活発になってきている頃ではないでしょうか。
現在の状態からシーズンインに向けて、どのようにプログラムが作り上げられていくのか、今後の展開が楽しみですね。
さて、6月のスケートリンクつるりは、九州の福岡県に飛びます。福岡市内から車で40分ほど、久留米市にある「スポガ久留米」を紹介します。
ブリヂストン発祥の地・久留米市にあるスポガは、バッティングセンターやボーリング場、ゲームコーナーなども併設されており、子どもから大人まで楽しめる場所です。
スケートリンクは2020年の7月に4年に1度の氷の張り替えをしました。国際規格より少し小さいサイズではありますが、これからを担う選手たちが頑張って練習もしていて、一般滑走にはたくさんのお客さんと、選手たちがスケートを楽しんでいました。そして、一般滑走の後はスケート選手たちのために貸切練習の時間が設けられ、音楽をかけての練習も行われていました。
私は、「10年ぶりに来た」という大人の方々や、初めて来たという子供達とスケートを楽しんだわけですが、皆さん一般滑走が終わる頃には、汗だくになって、私と競争するぐらいまで上達していました。
リンクを1/5ほど仕切ってスケート教室も開催されていました。子供から大人まで受け付けている教室は毎週火曜日の夕方と日曜日の午前中に、幼児・小学生コースは毎週金曜日に開催されているので、ぜひ参加していただければと思います。
現在、福岡市内にある「パピオ」のスケートリンクが休業状態となっています。バレエ、ダンス、水泳、野球、サッカーなどの習い事の一貫として、スケートが入っていってくれることを考えると、子供たちが経験をする場が少なくなっていくのは悲しい問題であります。スケートリンクに遊びに行ってもらい、1つでも多くのリンクが残ってくれること、古今東西いつでもスケートを楽しんでもらえる日が来るまで、私の普及活動は続きます!

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小塚 崇彦 / フィギュアスケーター
現在は、フィギュアスケートを始めとしたスポーツの普及活動を中心に、活動の幅を拡げて新たなステージに挑戦。また野球、サッカー、ゴルフ、モータースポーツなどのスポーツ経験を活かし、スケートの用具開発やJOCオリンピックムーブメントアンバサダーなど様々な方面で活躍。東京の二子玉川を拠点に、北海道、東北、関東、四国をはじめ全国各地でも小塚アカデミー (スケート教室) を開催。
東京2020、札幌2030招致を含めたウィンタースポーツからの盛り上げにも挑む。
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