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2022.01.20 Thu
VOL.22 札幌オリンピックから50年!札幌「美香保体育館」に冬だけオープンする屋内リンク。記念スケート教室も開催

※ 掲載記事に関して
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オリンピック最終選考会の全日本選手権を経て日本代表選手の内定選手が決定し、1月に入りました。そして、欧州選手権も終わり、今シーズン最大のイベント、2月4日から開催される北京オリンピック・パラリンピックが近づいてきました。
金メダルを取る瞬間を見たいという、はやる気持ちもわかりますが、それぞれの選手が今できる最大限の演技をして、選手たちにとって素晴らしい記憶で終えてくれることを祈っています。
さて、そんなオリンピックに所縁あるリンクをご紹介したいと思います。今回は、札幌市東区にある1970年にオープンした「美香保屋内スケート競技場」です。
地下鉄南北線「北24条駅」から10分ほどにある体育館で、冬はスケートリンクとして市民に利用されているリンク。今年、1972年の札幌オリンピックから50年経ったということで、記念スケート教室にも参加させていただきました。
さすが北国ということもあって、みんな滑るのはうまかったです。前向きのひょうたんや後ろ向きに滑ったりと、みんな頑張ってくれたので、たくさん吸収していってくれたと思います。
最後はBTSの曲に合わせて元気に一緒に滑り、写真を撮ってスケート教室は終了しました。「楽しかった!」という子、「疲れた」という子、様々な子がいて、スポーツを体験した後の表情はやはりいいなと改めて感じる瞬間でした。
「2030年に札幌オリンピックをもう一度」ということで、今回スケートの体験をしてくれた子からオリンピックを応援してくれる子、そして継続してフィギュアスケートを楽しんでくれる子が少しでも増えればいいなと願っています。
今年も老若男女にフィギュアスケートを楽しんでもらえるよう、頑張ってまいりますので、フィギュアスケート、並びにこの「スケートリンクつるり」の応援、よろしくお願いします!

Posted by
小塚 崇彦 / フィギュアスケーター
現在は、フィギュアスケートを始めとしたスポーツの普及活動を中心に、活動の幅を拡げて新たなステージに挑戦。また野球、サッカー、ゴルフ、モータースポーツなどのスポーツ経験を活かし、スケートの用具開発やJOCオリンピックムーブメントアンバサダーなど様々な方面で活躍。東京の二子玉川を拠点に、北海道、東北、関東、四国をはじめ全国各地でも小塚アカデミー (スケート教室) を開催。
東京2020、札幌2030招致を含めたウィンタースポーツからの盛り上げにも挑む。