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フィギュアスケートのシーズンも中盤戦に差し掛かり、年内の残り試合は全日本ジュニア選手権、グランプリファイナル、全日本選手権と前半戦も大詰めです。
また故障で棄権したり、緊張感からか、なかなか思ったように演技ができない苦しいシーズンを過ごしている選手とまさに誰が代表権を掴むのか、大きな渦を巻くオリンピックシーズン特有の盛り上がりを見せています。
今回は、先日NHK杯が開催された、東京「代々木体育館」を紹介します。
「代々木体育館」は、普段は体育館として活用されていますが、フィギュアスケートの大会やアイスショーになると氷が張られ、様々なスケーターのパフォーマンスを見守ってきました。
今回のNHK杯では、今後を担う若手スケーターからベテラン選手まで多くの国内外の選手が滑走。世界大会ということもあり、選手たちの気迫や想いの詰まった演技が迫力を生んでいましたが、その雰囲気をも包み込む素晴らしい空間を演出していました。
1964年に開催された東京オリンピックでは、「代々木体育館」は水泳とバスケットボールの競技会場として使用されました。そして、今年開催された東京2020のオリンピックでは、ハンドボール、パラリンピックではバドミントンと車いすラグビーが行われ、テレビを通じて人々を熱狂させました。
私も選手の頃に全日本選手権や国別対抗戦などで滑べることがありました。実は、この会場では思い通りのパフォーマンスがあまりできず、私にとっては良い思い出が少ないリンクでもあります。しかし、今後も多くのスケーターをはじめ、アスリートやアーティスト、パフォーマーなど多くの人々の記録も記憶も残していく、そんな世界への道が切り開かれていく体育館であることは間違いないでしょう。

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小塚 崇彦 / フィギュアスケーター
現在は、フィギュアスケートを始めとしたスポーツの普及活動を中心に、活動の幅を拡げて新たなステージに挑戦。また野球、サッカー、ゴルフ、モータースポーツなどのスポーツ経験を活かし、スケートの用具開発やJOCオリンピックムーブメントアンバサダーなど様々な方面で活躍。東京の二子玉川を拠点に、北海道、東北、関東、四国をはじめ全国各地でも小塚アカデミー (スケート教室) を開催。
東京2020、札幌2030招致を含めたウィンタースポーツからの盛り上げにも挑む。