VOL.7 長野の大自然に囲まれた「やまびこの森アイスアリーナ」でスポーツの秋を満喫

VOL.7 長野の大自然に囲まれた「やまびこの森アイスアリーナ」でスポーツの秋を満喫

新型コロナウイルスによって停止していたイベントも、落ち葉と共に少しずつ規制が緩和されてきました。今シーズンのアイスショーや試合が新しい形式で開催され、選手たちも戸惑いながらのシーズンイン。新シーズンが始まったわけですが、先日インカレが中止されることが発表されました。今後も試合開催の動向に注目していきたいところです!

さて、今回は長野県岡谷市にある「やまびこの森アイスアリーナ」を紹介します。
やまびこの森アイスアリーナは、スピードスケートのリンクも併設され、各種目のスケート大会や合宿が開催されるスケートファンにとっては、おなじみの場所です。大自然に囲まれた施設の近隣にはコテージもあり、森の中から学生やスケートチームの楽しそうな声が聞こえてくることも。

先日は、私がプロデュースする「Kozuka Academy(小塚アカデミー)」の合宿を開催させていただき、参加してくださった皆さんと良い汗を流すことができました。
私にとっては、15年前にジュニアグランプリシリーズの岡谷大会で優勝した、思い出の詰まった場所でもあります。このリンクに立つと大会の際に、どこでアップし、靴を履き、自分の滑走順を待ち、どれほど緊張していたかという細かいことまで思い出しました。
同世代の選手たちとの緊張感のあるとても良い大会ではありましたが、少し標高が高い場所にリンクがある分、それぞれの選手が体力という自分自身の壁と戦っていたことも覚えています。

もっと幼少期の記憶を掘り返してみると、所属していたアイスホッケーのチーム合宿も、この場所で開催されました。当時、坂道ダッシュや氷上での練習がほとんどでしたが、最終日の試合では生涯唯一の得点を決め、全てが良い思い出に変わったことを覚えています。

多くのスケーターにとって様々な思い出のある、情緒深いスケートリンクで、経験やスキルを磨きつつ、秋の涼しさを感じるのも良いのではないでしょうか?

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小塚 崇彦 / フィギュアスケーター

現在は、フィギュアスケートを始めとしたスポーツの普及活動を中心に、活動の幅を拡げて新たなステージに挑戦。また野球、サッカー、ゴルフなどのスポーツ経験を活かし、スケートの用具開発やJOC専門部会委員、スペシャルオリンピックスドリームサポーターなど様々な方面で活躍。2021年から全国の芸術花火スペシャルプロジェクトリーダーとして活動。2023年からはTOYOTA GAZOO Racing ラリーチャレンジにも挑戦。東京の二子玉川を拠点に、北海道、東北、関東、四国をはじめ全国各地でも小塚アカデミー (スケート教室) を開催。

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