【岐阜県】飛騨伝統のあぶらえを使った五平餅に「うんま!」連発。これぞ知る人ぞ知る「真実の食べ物」

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飛騨の山、美濃の川――豊かな自然に恵まれた岐阜県には、素材を生かしたシンプルな味で人々に愛されている名物がいくつもあります。そのなかでも私のイチオシは、五平餅。2018年の連続テレビ小説で、主人公の師である漫画家が「真実の食べ物」と絶賛し、放送直後のゴールデンウィークには、ロケ地の恵那市へ五平餅を買い求める人々がどっと押し寄せました。

ドラマでは、クルミ味噌で焼いた小判型の五平餅が登場しましたが、実は地域によって餅の形やたれの味はさまざま。今回は、飛騨小坂の名物「あぶらえの五平餅」をご紹介したいと思います。

飛騨地方では、えごまは「あぶらえ」と呼ばれ、人々の生活に欠かせない伝統の食材として親しまれてきました。小判型の五平餅を串に刺して焼き、このあぶらえをすりつぶした特製の味噌だれをたっぷり塗ってじっくり焼くのが飛騨小坂スタイル。

味噌だれに火が通りはじめると、薄く滑らかな1枚の膜のように味噌だれが照り輝き、まるで伝統工芸品の仕上げを見ているよう。しばらくすると、膜の上にはカリっとした焦げ目が広がり、あぶらえ独特の香りが立ち上ります。

食べごろはもちろん、あつあつの焼きたて。まずは、串に刺したまま五平餅にかぶりつき、味噌だれのパリッと焼き上がった食感を堪能してください。それから、口の中でハフハフしながら、あぶらえの香りと素朴な味わいを楽しみましょう。もし、冷めてしまっても大丈夫。トースターなどで熱を加えると食感と香りが戻ります。

飛騨小坂は、下呂温泉から車で30分ほど北上したところにあり、日本一滝の多い町としても知られています。小坂の滝めぐりで心も体も癒されたら、知る人ぞ知る「あぶらえの五平餅」でお腹からも幸せを感じてみては?

あぶらえの五平餅は、「道の駅 南飛騨小坂はなもも」または「ごへい餅 飛騨小坂 エプロン塾」(JR飛騨小坂駅 徒歩7分)で買えます。

Posted by

高橋 尚美

愛知県生まれ。大学進学をきっかけに上京し、卒業後は出版社とWebメディアで8年間勤務。2009年、夫のUターン転職で岐阜県へ。子育て・食・住まいなどの分野を中心にフリーライターとして活動中。

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