2019.12.05 Thu
【神奈川県】おつまみにも丼にも。中華街のお土産に家族も喜ぶチャーシューはいかが?

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横浜の観光地といえば、中華街。にぎやかな看板が押し合いへし合い連なる通りには、おいしいものがいっぱいです。そんな中でも今回は、お土産におススメ!晩ご飯にすぐ使えて、家族も喜ぶ中華街のチャーシューを紹介しましょう。販売はだいたい1本単位。吊り下がった肉のカタマリを買うのは少しハードルが高い…と思われるかもしれませんが、せっかくの中華街。ここでしかできない体験もお土産にしましょう。
中華街のチャーシューは、日本の煮豚や焼き豚とは味も見た目も違います。照り照りと赤みのある色合いで、甘味がやや強く香ばしい。お店によって味はそれぞれですが、豚の肩ロースを独自のたれで味付けし、少し時間を置いてから、窯(かま)で焼くというのが、スタンダードな作り方。赤みの強い色合いは、何種類も混ぜ合わせるたれの調味料に由来します。
肉のかたまりがみっしり下がった店頭のディスプレーは迫力満点ですが、これは大きな串に肉をいくつも刺して吊るし、窯に差し入れて焼いた、その形で並べられているのです。チャーシュー (叉焼) の「叉」は、フォークのように先が二股、三股に分かれている様を表す漢字。先の分かれた「叉」の串に刺して、「焼」かれていたことからついた名前だとか。今回お話を聞いた焼物の名店「中華菜館 同發 (どうはつ) 」では、一度に60本ものチャーシューを大窯で焼き上げているそうです。
さて、中華街のチャーシューのおすすめの食べ方は…。買ったその日なら、切ってそのまま食べるのが一番。付いているタレと、白髪ねぎやパクチーを添えて、つまみやおかずに。アクセントには辛子を少々。チャーシュー丼にするなら、熱々ごはんにのせてタレを回しかけて。肉のうまみと脂の甘みがごはんにピッタリ合って、こたえられません!ちなみに同發のチャーシューは、八角など匂いの強い香辛料が控えめの食べやすい味で、日持ちは4日間程度。冷蔵庫に入れると少し固くなるので、翌日以降は脂が少しやわらかくなる程度にほんのり温めて。ラーメンにのせて、刻んでチャーハンに入れてもおいしいですよ。
中華街の焼物をもう少し攻めてみたいという人は、ぜひ「皮付きの豚バラ肉の焼物」を試して。サクサクの食感と香ばしさ、豚の脂のうまみに絶妙な塩味が利いた、ビールの友達、いや恋人です!
■中華菜館 同發
電話:045-681-7273
ホームページ:http://www.douhatsu.co.jp

Posted by
滑川 恵理子
長年の会社員エディターを経て、一人働き改革を模索中。フィールドはWeb・紙問わず、生活情報と女性マーケティング。猫とチマチマした手仕事を偏愛。