【京都府】旅の途中の一服に、喧騒から少し離れたいときに。丁寧に味わいたい、抹茶。

「京都って、抹茶抹茶言うけど案外飲めなくなーい? 」とは、最近、他県の友人から言われた言葉。え、うそ、そんなはずは。いやしかし、外国人でもグリーンティーを飲める場所が意外となくて結局市販のペットボトルの緑茶を飲んだんだ、などという話を耳にしたことも。もちろん観光地・京都ですから、パパっとキーボードをたたくとお茶屋さんはたくさんあります。が、少し中心街や観光スポットから外れると見つけにくいのかもしれません…。

私のおすすめは、観光先に抹茶を出してくれる寺院をセレクトすること。実は我が家の長女も抹茶デビューはお寺。4歳の秋、嵐山・天龍寺でした。嵐山は自転車で行ける距離で、ワンオペ育児中の私には、嵐山モンキーパークはじめ格好の土日の遊び場だったのです。初めて「苦み=おいしい」となった経験だと本人が後々語っていましたが、まさにその体験をしているドキドキ嬉しい長女の姿と、お寺の素晴らしいお庭、独特の香のにおい。せわしない日々のなかで突如訪れた癒しの時間でした。それ以来、寺社仏閣巡りで抹茶があるとわかると必ずいただく私たちです。

お茶というとマナーが気になる人もいるかもしれません。私が子供たちに伝えているのは、「時計回りに2回」、「最後ずずー」(吸い切り)、「終わったら反時計回りに2回」の3つだけ。茶席というわけではないので、これだけできれば十分だと思います。

自宅で抹茶を楽しむのもオツだと思います。案外簡単なんですよ! 私は新たに買い足したのは茶筅のみ。これだけはあのきめ細かい泡を出すのに必須です。茶碗はごはん用のもので代用し、茶筅とそれをお湯で温めます。湯を捨て、抹茶をティースプーンで1、2杯、それに湯を注ぎ、茶筅でしゃかしゃか混ぜ、洗顔並の泡ができたら最後は「の」を書くように混ぜるだけ。抹茶スイーツなども多くあるように、和菓子だけじゃなく洋菓子とも相性がいいので、頑張った日の3時のおやつには抹茶を立てたりしてみてます。手間を少しかけたお抹茶は「えろう、おいしおす」と味わう自分へのご褒美です。

Posted by

ゴトウクミコ

大阪出身京都在住。書籍の企画や編集を経てフリーライターとして独立して12年。育児、求人、グルメなどを中心に取材をしながら、取材先で少しでも時間を見つけては観光スポットやグルメスポットを訪問する「ついで旅」を趣味としている。

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