2019.08.29 Thu
VOL.47 愛知県「道の駅 とよはし」

※ 掲載記事に関して
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豊橋の名物グルメが食べれる道の駅
2019年5月にオープンしたばかりの道の駅「とよはし」。愛知県豊橋市初となる道の駅だ。道の駅がある場所は、国道23号豊橋東バイパス七根インターのそばで、アクセスも抜群。駐車場もかなり広々としていて大規模だ。物販と飲食施設の入る建物「トマッテ」と、隣接して大型の農産物直売所があり、豊橋グルメと、豊橋の農産物が豊富に揃っている。
まずはグルメに注目。地元食材を使った料理や、豊橋名物のグルメが目白押し。まずは、豊橋生まれの老舗「ヤマサちくわ」。風味豊かな焼きたてのちくわが食べられる。焼いているところを目の前で見ると、ついつい頼みたくなる。
ちくわといえば、ちくわで豊橋の手筒花火を再現した「つるあん」の豊橋カレーうどん。豊橋カレーうどんとは、いわゆる豊橋市のご当地うどんだ。どんなうどんかというと、自家製麺を使用し、どんぶりの底にとろろご飯をよそい、その上からカレーうどんを盛り付けたもの。具には必ず豊橋うずらが入っている。うどんの中ご飯?! と驚くが、最初にうどんを食べ、残った汁で、カレー雑炊のようにご飯を食べれば、1つで2回味が楽しめる優れもの。お陰で、2食目だというのに汁まで残さず完食してしまった。

道の駅での1食目は「いっしょうめし」での豊橋牛まぶし。豊橋産牛肉を使ったひつまぶしだ。甘辛く味付けされた肉が乗っていて、そのまま食べても、薬味やうずらとろろを乗せても美味しい! 最後にはお出汁でさっぱりとお茶漬けに。こちらは、一つで4回も味が楽しめる。ご飯は豊橋産のこしひかり。他にも、地元食材を使った料理が食べられる。
〆にはデザート。地元の人気ジェラート専門店「ジェラートサンタ」では、旬の野菜や果物を使用したフレーバーがそろう。私が食べたのは、すいかシャーベット、うずら、大葉。どれも豊橋の食材で作られていて、しかも食材の味が生かされている。
農産物直売所はというと、地元の旬の採れたて野菜が充実。種類ごとにずらりと並んでいる。広々とした直売所の中には野菜の他にも冷蔵品や、調味料、生鮮品までなんでも揃い、日曜日ともなれば多くの人で賑わっている。花マルシェでは、新鮮な切り花や、鉢花がリーズナブルに販売されている。
三河の特産品を扱う店舗もあり、こちらはお土産を買うのにはもってこい。豊橋特産のうずら卵を使ったバームクーヘンが名物。ほかにも、特産品が色々と並んでいる。
道の駅といえば、やはり「食」と「買い物」は欠かせない。地元グルメや農産物が充実する道の駅とよはしは、そのどちらも満たしてくれる道の駅だ。

とよはし
住所:愛知県豊橋市東七根町字一の沢113番地2
TEL:0532-21-3500

Posted by
YUKIKO/道の駅スペシャリスト
東京都在住。飲食店勤務。
2007年に大型二輪免許を取得してから、道の駅を回り始める。仕事の休みを使い、5年かけて日本全県制覇。
今現在、訪問した道の駅の数は1,000ヵ所以上となる。
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