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南北600キロにわたる多彩な自然に恵まれた鹿児島県には、新鮮な海の幸・山の幸から各地の伝承料理まで、数えきれないほどの“うんまかもん”があるのですが、今回、私のおススメは「手づくりのさつま揚げ」です。
魚肉のすり身を油で揚げた「さつま揚げ」は、鹿児島土産や贈り物としては非常にポピュラーな存在。地元では「つけ揚げ」と呼ばれ、スーパーの練り物コーナー (冷蔵) などにも並んでいます。
でも、実はさつま揚げって、家で簡単に手づくりできるんですよ。その秘密は「冷凍すり身」。味付け済みなので、解凍し、適当な大きさに整えて揚げるだけ。水切りしてつぶしたお豆腐 (すり身1袋に対し、半丁) を加えれば、ふわっふわの食感に。玉ねぎや人参など、お好みの具材を入れると、バリエーションも豊かになりますよ。夏ならシソやコーンなどがおすすめです。
最近、私が県外のお客様をもてなす際に作るのはもっぱらコレ。揚げたての熱々を冷たい焼酎の水割りと一緒に出せば、「こんなの食べたことない!」と大喜びされること間違いなしです。
けれど、鹿児島でもさつま揚げを手づくりするという人って意外と少数派。先日、隣家のご夫婦に揚げたてをおすそ分けしたら、「忘れられない味の5本指に入るくらいおいしかった!」と感動されちゃいました (笑) 。
さて、さつま揚げ用冷凍すり身は、地元のAコープや生協などのお魚コーナーにひっそりと置かれていますが、お取り寄せもできるので、地元民も驚く「揚げたての美味しさ」をぜひご自宅でも味わってみてはいかがでしょうか。
お取り寄せはこちらのサイトなどでどうぞ
JA鹿児島経済連「ふるさと便」
http://furusato.karen-ja.or.jp/products/detail.php?product_id=49

Posted by
Saiko
地元情報誌の編集部員、リビング新聞の契約ライターを経て、フリーランスのエディター・ライターに。今年5月から田舎に小さな古民家を借り、「わたしに還る場所」をコンセプトにしたリトリートの場を準備中。