VOL.44 和歌山県「道の駅 一枚岩」

一枚岩のパノラマビューと郷土料理が楽しめる
一枚岩のパノラマビューと郷土料理が楽しめる

全国には、景色の良い道の駅が何カ所かある。ここ、和歌山県古座川町の道の駅 一枚岩もそのうちのひとつ。古座川町は、紀伊半島南の山間部に位置し、清流古座川の流れる緑豊かな町だ。
道の駅の前には、古座川を挟んで国指定天然記念物一枚岩がどーんとそびえ立つ。その大きさに圧倒。高さ100m幅500mもあるこの岩、これが一枚の巨岩からできているというのだから、驚きだ。写真を撮ろうにも、普通のカメラのレンズじゃ収まりきらない。その大きさは、日本三大一枚岩のひとつとなっている。

道の駅施設内では、一枚岩のパノラマ風景を楽しみながら、自家焙煎コーヒーや、地産地消にこだわった郷土料理が味わえる。ここでしか味わえないのが、古座川平井地区の郷土料理「うずみ膳」。おすましにご飯をうずめる事から、名前の由来がきているらしい。シイタケや昆布、鰹節で出汁をとったおすましに、豆腐や椎茸の具をご飯でうずめてあり、ミカンの皮、ネギ、ショウガ、ゴマなどの薬味をトッピングしていただく。体が温まるので、風邪気味の時に食べると良いそうだ。「うずみ」は京都でも料理名に使われていること、この地区に平家の落ち武者伝説があることから、もしかしたら京から伝わったのかもしれないと、言われている。加えて、お膳には古座川の鮎も乗っている。まさに、ここでしか食べられない一品だ。
他にも、古座川鹿肉のパティを使ったジビエバーガーや、熊野カルデラをイメージしたカルデラドーナツなどもある。
またこの地域は、柚子の産地でもあり、色々な柚子製品の販売や、レストランでは柚子を使ったドリンクや、うどんなども食べられる。地産地消。地元の食を楽しめるのが嬉しい。
そして、道の駅の目の前を流れる古座川は、透明度が高く、川遊びはもちろん、キャンプやカヌーも楽しめ、大自然を満喫することができる。
ただし、注意点。この道の駅は規模としてはそんなに大きくなく、駐車場も台数が20台ほどしかない。一枚岩を見るのに道の駅駐車場を利用するので、混雑するシーズンや時間帯は駐車場待ち、なんて事もあるかもしれない。
そして、アクセスがしづらいのが難点だ。ただ、和歌山県には、他にも奇岩が点在しており、奇岩巡りをするのも楽しいかと思う。ここ、道の駅一枚岩は、景色の良い道の駅として、目的地として行くことができる道の駅のひとつである。

一枚岩
一枚岩

住所 和歌山県東牟婁郡古座川町相瀬290-2
電話 0735-78-0244

Posted by

YUKIKO/道の駅スペシャリスト

東京都在住。飲食店勤務。
2007年に大型二輪免許を取得してから、道の駅を回り始める。仕事の休みを使い、5年かけて日本全県制覇。
今現在、訪問した道の駅の数は1,000ヵ所以上となる。

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