2019.02.13 Wed
VOL.41 埼玉県「道の駅 果樹公園あしがくぼ」

※ 掲載記事に関して
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、紹介する施設によっては営業時間の変更や休業、イベントの延期・中止が生じる場合があります。また、情報は記事掲載時点のものです。お出かけの際は、事前にHPなどで詳細をご確認ください。
秩父名物が目白押し!自然も豊かで、お腹もココロも大満足
埼玉県秩父郡横瀬町にある道の駅、果樹公園あしがくぼ。国道299号沿いにあり、東京方面から秩父へ来ると最初の休憩スポットとなる道の駅だ。また西武秩父線の芦ヶ久保駅も隣接しているので、電車で行くことも可能。横瀬川沿いに建物がある自然豊かな立地で、夏場は河原で川遊びもすることができる。
道の駅の施設自体はそんなに大きくないが、農産物直売所には地元の農産物や特産品がいろいろと並んでいる。旬の野菜や果物は、採れたてで新鮮。春は山菜やいちご、秋はきのこなど、季節の地のものを買えるのが嬉しい。土産品も、秩父の地酒やワインなどの酒類から、特産品まで、秩父土産が大体揃っている。
隣にある、手作りマルシェいわざくら館では、焼きたてパンや、手作りの果物のジャム、紅茶のクッキーなどが置かれている。焼きたてパンを狙うなら午前中のうちに。
また、あしがくぼの道の駅は、地元グルメも豊富。食堂では味噌ポテトや豚の味噌漬け丼、わらじカツなど、秩父名物がいただける。手打ちうどんや手打ちそば、秩父の山菜やきのこなどを使った料理も味わえる。
別棟の交流施設食堂処では、郷土料理のずりあげうどんをいただける。釜にうどんを入れ、茹で上がったらそのままずりずりと引き上げながら麺をすするから「ずりあげうどん」というらしい。好みの薬味とうどんをお椀に入れて、茹で汁と醤油をかけていただく。
こうした郷土料理を手軽に食べることができるのも、道の駅の魅力のひとつだ。ただし、こちらの食堂処、休日でも15時までと営業時間が短いので、食べたい方は早めの来店を。
他にも名物グルメが目白押し。おすすめなのが、地元横瀬町産の紅茶を使った紅茶ソフトクリーム。紅茶の味がとても濃いソフトクリーム。ミルクとの相性もバッチリ。こちらは、水辺のカフェで購入できる。川を眺めながらテラス席で食べるのも気持ちが良い。
B級グルメと言えば、あしがくぼ名物のたらし焼き。小麦粉を水で溶いて鉄板にたらし、こんがりと両面を焼く。生地をたらして焼くから「たらし焼き」と名がついたそう。ソース味とソースマヨネーズ味があり、直売所で買うことができる。小腹が空いた時にぴったりの一品だ。
また今の時期は、道の駅の駐車場に車を停めて「あしがくぼの氷柱」を見に行くことができる。氷柱までは、道の駅から徒歩10分ほど。幻想的な世界を体験できるので、おすすめのイベントだ。期間が2月24日(日)までとなっているので、チャンスがある方はぜひ行ってみてほしい!

果樹公園あしがくぼ
住所:埼玉県秩父郡横瀬町大字芦ヶ久保1915-6
TEL:0494-21-0299

Posted by
YUKIKO/道の駅スペシャリスト
東京都在住。飲食店勤務。
2007年に大型二輪免許を取得してから、道の駅を回り始める。仕事の休みを使い、5年かけて日本全県制覇。
今現在、訪問した道の駅の数は1,000ヵ所以上となる。