VOL.17 全日本ラリー選手権2019年へ向けて、浅草「酉の市」へ

 全日本ラリー選手権2018シーズンも無事終わりまして、早くも2019シーズンに向けて準備が始まる季節です。さまざまなモータースポーツの中で、なぜか全日本ラリーのスケジュールが発表されるのが、毎年いちばん最後なんですよね。2019年の最初の大会は2月初旬に行われる嬬恋の雪の大会。ウチのチームはこの雪の大会はとりあえずパスするつもりなので、3月半ばの新城大会からの参戦となりそうです。

 さて、来年もラリーを続けるためには、まずはお仕事頑張らないと!ということで、先日酉の市に行ってきました~。新年を迎える行事ともなっている酉の市は、商売繫盛の縁起物の熊手の市が立つことで有名。全国のたくさんの神社で開催されるお祭りのひとつですが、発祥の地は東京の浅草、鷲神社と言われています。隣に立つ別名酉ノ寺(長国寺)に続く参道すべてに、熊手を売る縁起物店がズラリと並び、それはそれは賑やかなことこの上ナシといった感じです。

 この熊手にはお守りと縁起物の2種類があります。まずお守りは、開運・商売繁昌のお守りとして「酉の市」のみに授与されるもので、一般に「かっこめ」「はっこめ」といわれる神様の御分霊です。これは鷲神社、鳥ノ寺の中間地点あたりで授与していただけます。そして、その周りの熊手店で販売されているのが、縁起物熊手です。神社境内を中心に約150店舗の熊手店がズラリと並んでいます。よくお店などに飾られている、あの華やかな熊手がそう。しかし、最近は昔のように商売をなさっている方だけのお祭りではなくなりまして、恋愛成就・家内安全・健康・勝運、様々な願いも熊手によって叶えられるとされているため、さまざまな縁起物熊手がますます増えてきたようです。
 熊手お守りは、小さい物は1,000円くらいから大きな物でも1万円以内ですが、縁起物熊手は1000円~何十万円までと価格帯も幅広く、さまざまな企業の行きつけのお店が特別に作った、大きな熊手が飾られていたりと、見て歩くだけでも華やかで楽しいんですよね。ちなみに縁起物熊手は、最初は小さい物からその会社・世帯の繁栄に併せて徐々に大きくするといわれています。誰かが熊手を購入すると、手仕舞の手拍子とともに掛け声がかかり、周りの人々も合わせて手拍子するという、実に粋な江戸っ子っぽい買い物風景を楽しむことができますよ。
 食べ物のお店も、お祭りの縁日レベルでたくさん軒を並べていますが、酉の市らしいなと思うのは、八頭という大きなお芋のお店と切山椒のお店。八頭は大頭とも言われますが、古来より頭の芋(とうのいも)とも呼ばれ、人の頭に立つように出世できる、さらにひとつの芋からたくさんの芽が出ることから「子宝に恵まれる」とされる縁起物。正月用の餅菓子である切山椒(きりざんしょ)は、「切山椒」は上新粉に砂糖と山椒の粉を加えてついて、短冊形に切った餅菓子で、山椒は日本最古の香辛料で、葉、花、実、幹、樹皮に至るまで、全てを利用することが出来るということで、捨てるところがないとされる縁起物。こういった由来を感じながらいただくと、また味も別格ですよね。目でも舌でも楽しめる縁起のいい、江戸時代を体感できる粋なお祭り、来年は11月の酉の日に是非参加してみてくださいね。

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竹岡 圭/タレント・モータージャーナリスト

「クルマは楽しくなくっちゃネ!」がモットーのタレント&モータージャーナリスト。BS日テレ「おぎやはぎの愛車遍歴NO CAR,NO LIFE!」では、おぎやはぎと共にMCを、TVK「なかなか日本!~高速道路女子旅~」では旅のメインナビゲーターを、JFNネットワーク「Car Life Up To You」ではパーソナリティを務めるなど、TVやラジオやイベントを中心に、雑誌やWeb等でも活動中。また、モータースポーツにも積極的に参加しており、2017年からはこれまでのレース畑から一転、長年の夢だったラリーの世界「全日本ラリー選手権」に飛び込んだ。「クルマとモータースポーツを日本の文化にしたい!」という思いで、選手の立場から発信できることを模索するため、自らレーシングチームを立ち上げて参戦している。日本自動車ジャーナリスト協会副会長。日本・カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。

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