VOL.3 島唄

沖縄県名護市古宇利島へ
沖縄県名護市古宇利島へ

皆様こんにちは、ドラマー/ピアニスト/アレンジジャーの田邊有希です。
このコラムでは今まで音楽に携わらさせていただいた経験を元に“旅先でドライブをするならこの音楽”を ミュージシャン目線でご紹介できたらと思っております。

早くも第3回目の掲載となりました。第1回目のお台場、第2回目の江ノ島に続き、またもや海シリーズ。2018年、今年の1月に所属していたグループを脱退し、新たな道へ踏み出そうと決心した時に思い切って旅行しようと思い、足を運んだ沖縄。今回は沖縄県名護市古宇利島へドライブ。
古宇利島へ向かう「古宇利島大橋」を渡りながら聞く音楽は、THE BOOMの『島唄』。

小学生の時に触れた音。
広大な島、青い海、大空へ羽ばたく鳥、良い音楽というものは情景が浮かび上がるものです。なぜか分からないのですが、曲を聴くと懐かしい感情が溢れてくる。子供ながらに感じた思いを今でも鮮明に覚えています。

THE BOOMが関東出身のバンドというのもあり「沖縄音楽」の真似事をするなと批判の声もあり色々と迷われたそうですが、ボーカル宮沢和史さんは「沖縄の歴史」を1から勉強され理解し、当時の県の担当の方から魂までコピーすれば”真似事”じゃない、と背中を押されCD発売に踏み切ったそうです。 発売から約25年、「批判」は「感謝」に変わり「本土の音楽」と「沖縄の音楽」の架け橋になった曲、 沖縄のミュージシャンの方が本土で活躍するきっかけになった曲とも言われています。

「歌」とは”音”と”詩”そして”景色”の調和。その全てが揃い、お互いを尊重し融合すると人の心や歴史が動く...、『島唄』はそのお手本のような作品なのではないかなと思います。

そして、早くもシリーズ化の兆しがある田邊有希が「こっそり教える」シリーズ。今回は那覇空港から車で約15分。なんの変哲も無い民家の一角にある沖縄そば屋「すうまぬめぇ」。地元の人も知る人ぞ知る隠れた名店。レンタカー屋さんの送迎のお兄さんにここに行くんだと話したら「よく知ってますね!?」と驚かれたほど。少し生姜の効いたスープにアクセントで薬味のヨモギの葉を入れてそしてサイドメニューの「じゅうしい」も絶品ですので そちらも是非ご堪能ください。
麺がなくなり次第閉店ですのでご注意を。。。

私たちが想像もできないほどの歴史を歩んできた沖縄。そしてそれと引き換えに得た美しい空と海。その歩んできた道が正しかったのか間違えなのか、近道だったのか遠回りだったのか、正解はないのかもしれません。ただ、音楽でもそうなのですが、遠回りをしたからこそ見える景色や出会える人がいたり得るものも沢山あって、しばらくしてから全く同じ事をやっても不思議と”音”に説得力と厚みが出るものなのです。私が語れる事ではないのかもしれませんが、この壮大な景色を目の前にして、きっと歩んできた道には意味があるのだなと思いました。当たり前の日常を当たり前に過ごさせていただける日常に感謝。
今回もお付き合いいただきありがとうございました。

大人の旅とドライブに音楽という彩りを。

それでは次回もお楽しみに。

Posted by

田邊 有希/ドラマー・ピアニスト・アレンジャー

2歳の頃からピアノを始め、小中学校では吹奏楽部でサックスとドラムを担当。高校時代にバンド活動を始め、ドラムを本格的に極める。その後、ロックバンド「BRADIO」のドラム担当として2017年にメジャーデビュー。2018年、同バンドを脱退と同時に、ドラマー/ ピアニスト/ アレンジャーとして活動を開始。有名ミュージシャンのバッグバンドでも演奏を務める。

■Official Blog
https://ameblo.jp/yuki-tanabe-official

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