2018.07.11 Wed
VOL.34 秋田県「道の駅うご 端縫いの郷」

※ 掲載記事に関して
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丸ごと、羽後町を感じられる道の駅 〜うご「端縫いの郷」〜
秋田県羽後町にある道の駅うごは、オープンしてからまだ2年と比較的新しい道の駅。場所は秋田県南部、国道398号沿いにある。
ここのおすすめは、羽後町名物「西馬音内そば」と、地元食材を使ったジェラート。
道の駅内のレストランではこの西馬音内そばが食べられる。西馬音内そばとは、つなぎに布海苔を使った、新潟のへぎそばに近い二八蕎麦で、冬でも冷たいつゆをぶっかけた「冷やがけ」を食べるのが地元流だそう。道の駅では、手打ちの蕎麦をいただける。ここのレストランの特徴は、セルフ方式になっていること。最初に麺を注文し、そのあとに天ぷらなどのトッピングを選んでいく。季節によってメニューは変わるので、行く度に違う組み合わせを楽しめる。私が行ったときは、冷やがけの西馬音内そばに黒海苔をトッピングしたW海苔蕎麦を注文。黒海苔の風味がたっぷりで、蕎麦ものどごしが良く美味しい。
一方ジェラート店では、羽後産の生乳を使ったジェラートがいただける。こちらのジェラートも道の駅内の工房で作られているそう。定番の味から、地元食材を使った季節限定の味まで、バリエーションが豊富。珍しいものは、羽後産の玄米「金のいぶき」を使ったジェラート。ほのかに米の甘みがする。ジェラートは軽やかな食感と後味さっぱりなので、食事後でもペロッと食べれてしまう。
直売所には地元特産品がいろいろ。玄米「金のいぶき」や、西馬音内蕎麦をはじめ、地元産直野菜や、羽後町産の黒毛和牛、地酒、手作り惣菜や和菓子などが綺麗に陳列されている。秋田ならではのお土産品も揃っている。他にも、藍染めや端縫いを使った手芸品も並んでいる。道の駅のある西馬音内の盆踊りは、日本三大盆踊りのひとつに数えられているそうで、端縫いや藍染めの技法を使った衣装を着るのが特徴だそう。そんな素材を使った手作り雑貨もチェックしたい。
また、館内施設も綺麗で充実していて、広い休憩スペース、授乳室やシャワールームも完備。道の駅での車中泊も可能だ。
秋田南部へ行く際には、ぜひとも立ち寄ってもらいたい道の駅のひとつだ。

うご 端縫いの郷
TEL:秋田県雄勝郡羽後町西馬音内字中野200
住所:0183-56-6128

Posted by
YUKIKO/道の駅スペシャリスト
東京都在住。飲食店勤務。
2007年に大型二輪免許を取得してから、道の駅を回り始める。仕事の休みを使い、5年かけて日本全県制覇。
今現在、訪問した道の駅の数は1,000ヵ所以上となる。
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