2017.10.12 Thu
VOL.25 埼玉県「道の駅 和紙の里ひがしちちぶ」

※ 掲載記事に関して
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、紹介する施設によっては営業時間の変更や休業、イベントの延期・中止が生じる場合があります。また、情報は記事掲載時点のものです。お出かけの際は、事前にHPなどで詳細をご確認ください。
紙漉き体験ができる道の駅
和紙の里ひがしちちぶは、埼玉県の北西部、東秩父村にある道の駅。関越自動車道、花園インターから15分くらいで、東秩父といっても、場所は秩父の山の方ではなく、秩父の玄関口あたり。隣は小川和紙で有名な、小川町。東秩父も和紙の一つ「細川紙」で有名な場所だ。この道の駅は、手漉き和紙技術がユネスコ無形文化遺産に登録された「細川紙」を継承する、手漉き和紙の里になっている。
和紙工房は見学ができ、中には和紙を作る為の道具がいろいろと並んでいる。私が行った時は、外に和紙の原料の楮(こうぞ)がたくさん束ねてあり、和紙作りの為の準備が行われていた。楮を蒸して皮をむく作業は大変だそう。
ここでは紙漉き体験があり、伝統的な手法での和紙作りをすることができる。また特産品直売所では、葉書をはじめいろいろな和紙製品の販売もしている。ちなみに、和紙といっても様々で、細川紙の価格には驚き!
敷地内には、細川紙の紙漉き家屋も移築復元されていて、江戸末期当時の紙漉き農家の様子を再現している。こちらも土間に入って自由に見学ができる。
フードコートには、いろいろな店が並んでいて、イワナや、東秩父名物のしゃくし菜のおやきなどがおすすめ。食事処では、手打ち蕎麦やうどんが食べられる。
農産物直売所では、地元産の野菜や果物、特産のしいたけなどが並んでいる。
普段なかなか体験することができない、伝統的な紙漉き。紙漉きの里ひがしちちぶは、そんな貴重な体験が可能な道の駅だ。

和紙の里ひがしちちぶ
住所:埼玉県秩父郡東秩父村御堂441
TEL:0493-81-7815

Posted by
YUKIKO/道の駅スペシャリスト
東京都在住。飲食店勤務。
2007年に大型二輪免許を取得してから、道の駅を回り始める。仕事の休みを使い、5年かけて日本全県制覇。
今現在、訪問した道の駅の数は1,000ヵ所以上となる。
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