春の小豆島をドライブ。彩り溢れる花や緑とともに瀬戸内海を楽しむ旅

※ 掲載記事に関して
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、紹介する施設によっては営業時間の変更や休業、イベントの延期・中止が生じる場合があります。また、情報は記事掲載時点のものです。お出かけの際は、事前にHPなどで詳細をご確認ください。

瀬戸内海に浮かぶ香川県小豆島。「小豆」と書きますが、車で一周するのに約3~4時間かかる、意外と大きな島です。春の小豆島は桜の開花につづいて新緑が芽吹き出す、彩り溢れるいい季節。今回は春に訪れたい小豆島のおすすめスポットを紹介します。


海沿いドライブを楽しみ、「釈迦ヶ鼻園地」へ

海沿いドライブを楽しみ、「釈迦ヶ鼻園地」へ

小豆島の最南端に位置する釈迦ヶ鼻園地。小さな広場ですが、一面に広がる海を眺められる穴場スポットです。特に春は桜が咲き、桃色とブルーのコントラストが一際美しい風景をつくります。公園を少し降りると、浜辺に。砂浜を散策したり、行き交う大小さまざまな船舶を眺めたり、特になにもしなくとも、ゆっくりとした時間を味わえる場所。近くには地蔵崎灯台もあり、遊歩道から歩いていくことも車で行くこともできます。ぜひ三都半島の海沿いドライブを楽しみながら、釈迦ヶ花園地を目指してみてください。

■香川県小豆郡小豆島町蒲野3635-2

小豆島のお花見スポットといえば「城山公園」

小豆島のお花見スポットといえば「城山公園」

国民宿舎小豆島から車で裏道を抜けていくと、桜の並木道に出ます。桜の開花時期には桃色に包まれる、とても綺麗な道なのですが、道幅が狭いので運転にご注意を。3分ほど進むと駐車場に到着。そこからさらに歩いていくと、城山公園があります。小さな広場ではありますが、春はお花見スポットとして島内外の人でにぎわいます。
「城山」には由来があるのだとか。かつて南北朝時代に、南朝方の武将・須佐美元安入道成椿が、標高110メートルの山頂に居城を築いたことから「城山」と呼ばれるようになったと伝えられています。
展望所「桜花亭」から眺める池田湾は息を呑む美しさ。愛らしいパンダやキリンのフェリーが池田港を行き交います。桜の季節に特に訪れたくなる場所です。

■香川県小豆郡小豆島町池田

小豆島最古の山岳霊場「西之瀧」

小豆島最古の山岳霊場「西之瀧」

小豆島八十八ヶ所霊場第42番札所。小豆島最古の山岳霊場で、800年以上前の創建と言われています。現在の諸堂は昭和52年に再建されました。駐車場からつづく長い階段を越えると、岩肌からせり出し、迫力のある護摩堂があらわれます。本堂内にある洞窟をくぐり抜け、護摩堂にあがると一面に広がる瀬戸内海は絶景。左手に淡路島、右手に瀬戸大橋を望めます。洞窟内にはかつて周辺で悪事を働いていた龍を、弘法大師空海が壺に閉じこめたと伝えられる壺が祭られるパワースポットです。山岳信仰がさかんだった山で、今でも行場の跡が残っています。西之瀧までの道中は細い道が続くので運転にご注意を。

■香川県小豆郡小豆島町池田
■TEL:0879-75-1818
■URL:https://nisinotaki.localinfo.jp

ロープウェイで新緑に包まれる渓谷を楽しむ。「寒霞渓」

ロープウェイで新緑に包まれる渓谷を楽しむ。「寒霞渓」

瀬戸内海国立公園に指定され、日本三大渓谷美の一つに数えられる寒霞渓。約1300万年前の火山活動によってできた安山岩層や火山角礫岩層などの岩塊が、長い年月の地殻変動や風化と侵食によって奇岩の渓谷美をつくりあげました。寒霞渓といえば紅葉が有名ですが、春もおすすめです。4月は山桜、そこから徐々に芽吹く新緑の景色を楽しめます。山頂までは車でドライブ、もしくはロープウェイで行くことができます。四方がガラス張りになったゴンドラから眺める渓谷は迫力満点。「こううん駅」から標高612mの「山頂駅」まで、約5分間かけて上って行きます。そのほか、寒霞渓には表12景、裏8景の登山道もあり、片道1~2時間程度で登れる、初心者でも歩きやすいコースです。アクティブ派なら、じっくり自然を観察しながらのハイキングもいいかもしれません。

■香川県小豆郡小豆島町神懸通乙168(山頂駅)
■TEL:0879-82-2171(代表)
■URL:https://www.kankakei.co.jp

海の上を泳ぐ鯉のぼりが風物詩「旧戸形小学校」

海の上を泳ぐ鯉のぼりが風物詩「旧戸形小学校」

土庄港から車で約10分行くと、海沿いにたたずむ旧戸形小学校に到着。校舎越しに見える瀬戸内海は、なんとも風情がある景色。残念ながら、学校は少子化により2005年に廃校となりましたが、校舎は公民館として地元の人に利用されています。校庭に腰掛けて海を眺めたり、浜辺を散歩したり、今でも地元の人から愛される場所です。時々、野球をしてあそぶ子どもの姿なんかも見かけることがあります。4月上旬から5月上旬にかけては、海の上を色とりどりに泳ぐ鯉のぼりが春の風物詩。鯉のぼりは1990年から子どもたちのためにあげられてきましたが、廃校後も自治会などが中心になって今でも続けられています。ぜひ、地元に根づく島の風景に触れてみてください。

■香川県小豆郡土庄町甲3417

〜まとめ〜

春はあたたかく、一際穏やかな瀬戸内の旅を楽しめると思います。飲食店でテイクアウトして、海を眺めながらピクニックするのもいい季節。小豆島にはいくつかキャンプサイトがあるので、テント泊やデイキャンプもできます。4月14日からは瀬戸内国際芸術祭2022が開幕するので、アート鑑賞とともに島を巡るのもいいかもしれません。(春会期は4月14日〜5月18日まで)

(文:坊野美絵)

  • twitter SHARE
  • facebook SHARE
  • Line SHARE

新着記事

おすすめ記事

おすすめコラム

公式SNSアカウント

Drive! NIPPON公式SNSにて情報配信中!

» language / 言語