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今回は、さくらんぼ狩りがシーズンを迎えている山形県で夏にオススメの絶景スポットをドライブ。国宝からマイナスイオン溢れる滝、そして夏が見頃の紅花畑まで、思わず写真に撮りたくなるスポットを厳選しました。新緑あふれるこの季節に、カメラを車に積んで出かけてみませんか。

山中にそびえ立つ優美な「国宝 羽黒山 五重塔」
山形県の羽黒山、月山、湯殿山を総称して出羽三山と呼ばれ、山岳修験の山とされてきました。その一つ羽黒山参道の杉並木の中にあるのが「国宝 羽黒山 五重塔」です。平将門により創建されたと伝えられており、昭和41年には国宝に指定。樹齢1,000年の杉など杉の大木に囲まれてそびえ立ち、荘厳な雰囲気が漂っています。
山形県鶴岡市羽黒町手向
TEL:0235-62-2355(出羽三山神社)

圧巻の自然美「七ツ滝」
六十里越街道沿いにある迫力ある壮大な滝で、日本の滝百選の一つ。落差90mで、幾つかに別れた流れがやがて1本の流れになり滝壺に落ちる直瀑です。美しい木々に囲まれ、激しい音を立てて流れ落ちる様子は圧巻。四季折々で楽しめますが、新緑や紅葉の時期は特に人気です。近くの七ツ滝公園から、その全景を存分にお楽しみください。
山形県鶴岡市田麦俣
TEL:0235-53-2120(鶴岡市朝日庁舎産業建設課)

誇るべき日本の原風景「椹平の棚田」
朝日町にある日本の棚田百選認定の「椹平(くぬぎだいら)の棚田」。緩やかな斜面に扇状に広がる棚田で、春は水鏡、夏は緑が爽やかに、秋は黄金色の絨毯、冬は凛とした白銀の世界と、四季折々で見る人を魅了します。まさに日本が誇る自然の絶景アート。棚田を一望できる一本松公園で、ゆっくりと眺望を楽しんでみるのもオススメです。
山形県朝日町(国道287号線より、案内板に従ってお進みください。)
TEL:0237-67-2114(朝日町農林振興課)

県の花として親しまれる「紅花」
山形は江戸時代から続く紅花の一大生産で、県の花として親しまれています。夏至から11日目、7月2日の半夏生(はんげしょう)の頃に1輪だけ咲く「半夏一つ咲き」を境に、紅花畑に次々と花を咲かせていきます。鮮やかな黄色や橙色の花が、広い畑一面に咲く様子は絶景。生産日本一を誇ると言われている白鷹町をはじめ、各地で紅花まつりが開催されます。詳細は事前にHPなどで確認してください。
山形県西置賜郡白鷹町
TEL:0238-86-0086(白鷹町観光協会)

1世紀を超える奇跡の「最上川橋梁」(荒砥鉄橋)
明治20年に旧東海道本線の木曽川に架設された橋梁を大正12年に最上川に移設。当時は日本の鉄道技術では製造が難しいとされ、イギリスで製作し輸入されたのだそう。現在でも山形鉄道フラワー長井線で使用されており、1世紀を超えても現役で活躍する貴重な近代土木遺産。ノスタルジックな雰囲気漂う鉄道橋は、絶好のフォトスポットです。
山形県白鷹町大字荒砥甲字松川

上質な温泉とホタルに癒される「小野川温泉」
米沢市の奥座敷「小野川温泉」は、小野小町が旅の途中で患った病を癒したという伝説が残るだけでなく、伊達政宗にも愛されたと言われる上質な温泉です。また、ホタルが出現する名所でもあり、清らかな川が流れる温泉街では多くのホタルが飛び交い幻想的。ホッとする里山の風景の中で温泉やホタル狩り、米沢牛で癒されてみては。
山形県米沢市小野川町