長崎県・島原半島をドライブしよう!湯けむりが立ち上る夕日が美しい温泉や、大迫力の自然でリフレッシュ

※ 掲載記事に関して
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、紹介する施設によっては営業時間の変更や休業、イベントの延期・中止が生じる場合があります。また、情報は記事掲載時点のものです。お出かけの際は、事前にHPなどで詳細をご確認ください。

長崎県島原半島には、世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン」の構成資産の一つ、原城跡があります。この原城跡をはじめ、潜伏キリシタンの歴史をたどる旅は近年注目を集めていますが、島原半島には、雄大な自然に美しい海、温泉地に囲まれていることを忘れてはいけません。今回紹介するのは、自然が織りなす仁田峠の絶景と、雲仙温泉や小浜温泉などを楽しむドライブ旅。島原半島の恵みに癒され、たっぷりと温泉でくつろぎに...さあ、クルマに乗って出かけよう!

土石流災害の凄まじさを間近に「土石流被災家屋保存公園」

土石流災害の凄まじさを間近に「土石流被災家屋保存公園」

この施設には、1992年8月の雲仙普賢岳噴火土石流により被災した家屋が保存されています。当時被災した家屋11棟を、後世に伝えるために保存展示。土石流災害の凄まじさと防災の重要性を改めて認識させられます。また、隣接する道の駅みずなし本陣には世界文化遺産コーナーや観光案内所、島原郷土料理などが食べられるレストラン、お土産屋などがあるので、あわせて立ち寄ってみましょう。

長崎県南島原市深江町丁6077(道の駅みずなし本陣ふかえ横)

TEL:0957-72-7222(道の駅みずなし本陣)

山岳道路を上った先に圧巻の光景「仁田峠(にたとうげ)」

山岳道路を上った先に圧巻の光景「仁田峠(にたとうげ)」

仁田峠循環自動車道路を通って、仁田峠へ。ここは、四季折々の雲仙の自然を楽しめると人気の絶景スポットです。春にはツツジが山肌を明るく彩り(写真)、夏は新緑、秋は紅葉、そして冬は霧氷と、情緒ある光景が多くの人々を魅了しています。
また、途中の仁田峠第二展望所からは、雲仙岳の火山群の一つで最高峰と言われる平成新山を見渡すことができます。そんな迫力ある雄大な光景に言葉を失うほど。仁田峠からは、雲仙ロープウェイを使って気軽に妙見岳まで登ることも可能です。車を停めて、絶景の空中散歩でリフレッシュしてみるのもいいですね。

長崎県雲仙市小浜町雲仙

TEL:0957-73-3434(雲仙温泉観光協会)

白い湯けむりに包まれ、気分は別世界「雲仙地獄」

白い湯けむりに包まれ、気分は別世界「雲仙地獄」

雲仙地獄は、雲仙温泉を代表する観光名所。一帯が雲仙の古湯と新湯の間の白い土に覆われ、至る所から高温の温泉と噴気が激しく噴出しています。強い硫黄臭ともくもくと上がる湯けむりは、まるで地獄の景色のよう。また、地獄めぐりの途中に、足を置いて地熱や噴気を体感できる「雲仙地獄足蒸し」や、雲仙地獄で蒸した出来立ての卵を販売する「雲仙地獄工房」、周辺の地獄を見学しながら温泉たまごが味わえる休憩所「雲仙地獄見台」が設置されており、雲仙地獄をさまざまな角度から楽しむことができます。迫力ある雲仙地獄の光景は見逃せません。

長崎県雲仙市小浜町雲仙

TEL:0957-73-3434(雲仙温泉観光協会)

雲仙の名物「温泉たまご・湯せんぺい」

雲仙の名物「温泉たまご・湯せんぺい」

雲仙地獄の蒸気で蒸して作られる温泉たまご。まさに、温泉旅の醍醐味の一つであり、白身からは硫黄のほのかな香りが漂い、温泉気分をより一層盛り上げてくれます。1個食べたら1年長生き、2個食べたら2年長生き。3個食べたら死ぬまで長生きと言われているんだそう。
また、温泉水を作って焼き上げる湯せんぺいというのも雲仙市の名物。ほんのり甘く、サクサクとした軽い食感で優しい味わいが楽しめます。お土産にもオススメ。

美しい夕日と癒しの温泉「小浜温泉足湯 ほっとふっと105」

美しい夕日と癒しの温泉「小浜温泉足湯 ほっとふっと105」

1日の終わりは、海に沈む夕日を眺めながら足湯でほっと一息ついてみませんか。小浜温泉は橘湾を間近で望む海浜リゾートで、特に、海も空も赤く染めて沈む夕日が美しく、夕方には格別な景色が楽しめます。小浜温泉足湯 ほっとふっと105は、この景色を一望できる足湯スポットで、全長は日本一長い105m。これは小浜温泉の源泉温度105度に由来した長さで、腰掛けの足湯からウォーキング足湯、ペット足湯までバラエティ富かな足湯が体験できます。さらに、隣接する蒸し釜では野菜や海の幸を蒸して食べる楽しみも。足湯と絶景に癒されるひとときをたっぷりと堪能してください。

長崎県雲仙市小浜町北本町905-70

TEL:0957-74-2672(小浜温泉観光協会)

※写真提供:(一社)長崎県観光連盟

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