2020.12.16 Wed
「全日本ラリー選手権2020」総集編。2021年はラリー熱がさらに高まる予感!

※ 掲載記事に関して
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、紹介する施設によっては営業時間の変更や休業、イベントの延期・中止が生じる場合があります。また、情報は記事掲載時点のものです。お出かけの際は、事前にHPなどで詳細をご確認ください。
2020年の開催は4戦のみ。2021年にかける想いは熱い!
今年の全日本ラリー選手権はコロナ禍や台風の影響で、全10戦のうち開催されたのは新城、丹後、北海道、唐津の4戦のみ。日程が大幅に変わったほか、いずれも無観客開催で、例年とは雰囲気の違うシーズンとなりました。コ・ドライバーとして参戦するJRCAの保井隆宏さんは「大会は選手・スタッフともに感染対策に十分注意して開催されました。無観客でしたが、移動区間のリエゾンでは地元の方が沿道で手を振ってくれることもあり、温かい気持ちになりました」と振り返ります。
2021年は、例年通り10戦を予定しています。「今季は、十数年ぶりに競技で戦える4WDターボ車『GRヤリス』がデビューし、最終戦にも数台参戦しました。新たなマシンが今後どのようにトップ争いに絡んでくるのかも見どころです」と保井さん。2021年秋には、今年中止になった世界ラリー選手権「ラリー・ジャパン」も開催予定。来年もラリーから目が離せません!
【全日本ラリー選手権2021スケジュール】
第1戦 2/4-7 Rally of Tsumagoi (群馬/舗装・積雪)
第2戦 3/19-21 新城ラリー2021(愛知/舗装)
第3戦 4/9-11 ツール・ド・九州2021 in 唐津(佐賀/舗装)
第4戦 5/2-4 久万高原ラリー (愛媛/舗装)
第5戦 5/21-23 RALLY丹後2021 (京都/舗装)
第6戦 6/11-13 MONTRE 2021(群馬/舗装)
第7戦 7/2-4 2021 ARKラリー・カムイ (北海道/未舗装)
第8戦 8/20-22 横手ラリー2021(秋田/未舗装)
第9戦 9/10-12 RALLY HOKKAIDO(北海道/未舗装)
第10戦 10/15-17 M.C.S.C.ラリーハイランドマスターズ(岐阜/舗装)

~「ラリー・ジャパン2021」の開催予定地、愛知で武将観光はいかが~
FIA世界ラリー選手権「Rally Japan 2021」は来年11月、愛知・岐阜にまたがって開催予定です。舞台となる愛知県は、三英傑と呼ばれる織田信長、豊臣秀吉、徳川家康をはじめ、名立たる大名を多く輩出した地。名古屋城、岡崎城、犬山城といった名城が多く残ります。ゆかりの施設を訪れて、勢いにあふれた武将たちにあやかってみませんか。今回は名古屋市と岡崎市をピックアップ。

絢爛豪華な本丸御殿がよみがえった「名古屋城」
かつて織田信長公が住み、徳川家康公により新たに築城された名古屋城。以来約260年にわたり、尾張徳川家の居城に。戦災で焼失したものの、1959年に天守閣が再建され、2018年には本丸御殿も往時の姿で見事によみがえりました。とくに「本丸御殿」は焼失前に残された大量の資料や写真をもとに復元したもので、その美しさは圧巻。金箔の障壁画や欄間、金具に至るまで現代の名工の技巧が光ります。また正門・東門エリアには名古屋の食文化が集結した「金シャチ横丁」も。進化し続ける名古屋城にぜひ足を運んでみては。

ちょっと贅沢な名古屋めしといえばコレ「ひつまぶし」
うなぎの生産量日本トップクラスの愛知県が誇る名物といえば「ひつまぶし」。うなぎの蒲焼きを短冊状に刻み、ご飯とともにおひつに盛ったひつまぶしは、味わい方を変えていただくのがコツ。茶碗によそった1杯目はそのまま、2杯目はわさびやネギなどの薬味を載せて、3杯目はダシをかけお茶漬けとして召し上がれ。直火でカリッと香ばしく焼いたうなぎが、たまりベースのコクのあるタレとからみ、ペロッと完食してしまう美味しさです。
上3点の写真提供:(公財)名古屋観光コンベンションビューロー

徳川家康公の天下統一はここから。生誕の地「岡崎城」
徳川家康公が生まれた城として名高い「岡崎城」。1959年に3層5階建ての天守閣が復興され、2006年には日本100名城に選ばれました。城の一帯は「岡崎公園」として整備されていて、桜や紅葉の名所に。「三河武士のやかた家康館」で、家康公の天下統一までの道のりや三河武士の人間像にも触れられます。岡崎城から徳川家の菩提寺「大樹寺」を結ぶ約3kmの直線は「ビスタライン」と呼ばれ、約370年前の往時のままに城からお寺まで見通せるとか。また土・日曜、祝日にはグレート家康公「葵」武将隊が登場し、勇ましい演舞を披露!

家康公の長寿の秘訣。名乗れるのは2社だけ「八丁味噌」
岡崎名産の豆味噌は保存性が高く、戦国時代には三河武士の兵糧としても重宝されました。家康公もこの豆味噌を幼い頃から食し、江戸まで味噌を運ばせたほど好んでいたとか。江戸時代には岡崎城から西へ八丁の距離にある岡崎市八帖町でつくられていたことから、「八丁味噌」と呼ばれるようになりました。今もこの地では「まるや八丁味噌」と「カクキュー八丁味噌」という2軒の蔵元があり、八丁味噌と名乗れるのはこの2社の製品だけ。2社ともに味噌蔵の見学や買い物が楽しめます。
上2点の写真提供:岡崎市
まるや八丁味噌/愛知県岡崎市八帖町字往還通52 カクキュー八丁味噌/岡崎市八帖町字往還通69
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