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  • Drive Nippon vol.16

クルマのはなし from 日刊自動車新聞

クルマからドアミラーが消える?

クルマを開発する人からリサイクルする人まで、クルマの仕事をする人に読まれている「日刊自動車新聞」。 ギョーカイで話題になっているニュースのなかから、ドライブ生活にも役立つ小ネタをチラ見せします。
 今年6月からドアミラーなしの車両が認められることになった。国際基準が見直され、これに伴い日本も道路運送車両法の保安基準を改正、ドアミラーの代わりにカメラのモニターの利用が可能になる。すでに日本の自動車メーカーの中には昨年開催された東京モーターショーでドアミラーのないコンセプトカーを出展するなど、規制の見直しを意識している。
 車両の後部を確認するドアミラーは1983年に認められた。それまではフェンダーミラーだったが、ミラーで後方を確認するという点では設置場所が違うだけで基本は同じ。しかし今回はミラーをなくし、カメラの映像をモニターで確認することでOKとなった。カメラの輝度やモニター数、設置位置などの決まりはあるが、ドアミラーそのものはなくても問題ないことになる。
 なぜ、ドアミラーをなくすのか―。それは安全や経済性の面でメリットがあるからだ。ドアミラーはボディーから突き出る形で、歩行者がぶつかった時に被害が大きくなる可能性がある。
 経済性では燃費向上だ。クルマはボディーに突起物がなく流麗なデザインであるほど空気抵抗が少なく燃費がよくなる傾向にある。とくに高速走行時は、突起物があると影響を受けやすい。ドアミラーがなくなれば燃費向上も期待できる。
 安全、経済性ともにメリットがあるから、国際基準で見直しが決まったという見方もできる。もちろんカメラやモニターの技術が進化して信頼性が高まったことも背景にあるはずだ。
 注目されるのはデザイン。直接、クルマの性能に影響することではないが、突起物がなくなることで、これまでとは違ったコンセプトのデザインが出てくるかもしれない。流麗なスタイルに磨きをかけるのか、まったく新しい発想となるのか。そこのところも注目したい。
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株式会社 日刊自動車新聞社

http://www.njd.jp/

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