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あの街の市場・横丁・商店街

新潟県「沼垂テラス商店街」

新潟市中央区の信濃川河口近くにある、古くからの町「沼垂」。読み方は、少し変わっていて「ぬったり」と読む。昔は港町だったというこの町に、2015年春、新たな商店街が誕生した。

かつてのシャッター通りが新たな商店街に

古くから、港町として栄えていた沼垂地区。現在の「沼垂テラス商店街」の場所にあった「沼垂市場」は、市(いち)と呼ばれる店舗が数多く立ち並び、買い物や飲食を楽しむ人々であふれ、活気に満ちていたそう。しかし近年は、高齢化や郊外化が進み、市場通りの店舗は次々と閉店。数店舗を残すのみとなり、シャッター通りとなっていた。しかし、2010年にかわいらしいデリの店がオープンしたことをきっかけに、家具&コーヒーの店や陶芸工房などが立て続けにオープン。若者の注目を集め始め、まちの再生がはじまった。
沼垂市場で長年営業している八百屋・雑貨屋等4店舗と、先駆的な役割をした前出の3店舗に加え、このまちの魅力に惹かれて集まった若者たちのこだわりの店、約25店舗が集まり、2015年春、新たな商店街「沼垂テラス商店街」が誕生した。
のイメージ写真
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市場の長屋を改装した
昭和レトロな町並み

「沼垂テラス商店街」は、市場として使われていた長屋の外観はそのままに、店内を改装し、昭和レトロな町並みの、なんともオシャレな空間になっている。少し、いや、かなりさび付いた外壁がそのまま残されているのだが、その古さが何ともいえない趣を醸し出し、この商店街にはなくてはならない象徴的な存在になっているほど。また、遠くに見える工場の煙突やそこから吹き出る煙は、数十年前にタイムスリップしたようなノスタルジックな風景を演出している。どこを切り取っても画になり、歩いているだけでも楽しめる商店街だ。
店舗数は25近くあり、カフェや居酒屋などの飲食店をはじめ、総菜屋、八百屋、魚・肉屋、パン屋、花屋、ジュエリーショップ、雑貨屋、陶芸・ガラス工房、古本屋、古道具屋など、実にさまざまな店が並んでいる。各店舗の営業日時はそれぞれ異なるが、特に火・水曜日は定休日のお店が多いそう。この魅力的な商店街を存分に楽しむには、金・土曜日に訪れるのがオススメ。また、毎月第一日曜日はイベントを開催しているためほとんどの店舗がオープンしているので、この日も狙い目だ。

場所:新潟県新潟市中央区沼垂東3-5
問い合わせ:025-384-4010(株式会社テラスオフィス)

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あの街の市場・横丁・商店街

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