COLUMN

土橋克己の「地方見聞録」

対馬海峡から届く「対馬とんちゃん部隊」の掛け声にのせて…

   

Drive! NIPPONは、ドライブを楽しむ大人のためのウェブマガジンですが、今回は、愛車を少し休ませたカーフェリーの旅、もしくはレンタカーを活用したドライブが出来るまちを紹介します。

 そこは、私が知っている市民活動団体のまちの中で、最も全国への情報発信が厳しい「対馬(つしま)市」です。
 対馬は、九州と韓国の間の対馬海峡に浮かぶ離島です。長崎県に属してはいますが、博多港まで航路で132キロ、「釜山港へ帰れ」で知られる韓国第2の都市・釜山港までは76キロに位置することから『国境の島』と呼ばれています。
 面積は、沖縄本島と北方四島を除くと、佐渡島・奄美大島に次ぐ日本第3位の大きさです。

 この島で、対馬を襲っている「過疎化」と「疲弊」という敵から故郷を守るために結集し、市民活動をしている団体が【対馬とんちゃん部隊(第7、10回B-1グランプリシルバーグランプリ受賞団体)】です。
 彼らは‘対馬は辺境の地ではない・・・東アジアの中心である。大陸の交流の拠点として栄えた島である。手を拱いていても何も始まらないと’と立ち上がりました。
 この対馬とんちゃん部隊と、私が所属する「甲府鳥もつ煮でみなさまの縁をとりもつ隊」の編制は似ています。隊の中心になっているのが、己の眼球で生まれ育ったまちの繁栄期を知る最期の責任世代である40代前半なのです。

 【対馬とんちゃん部隊】は、2010年2月9日(肉の日)に結成。島民のソウルフードである「対馬とんちゃん」で、対馬の魅力を全国に発信しております。「対馬とんちゃん」は、戦後、在日韓国人の方から伝えられ、地元住民の口に合うように各精肉店で工夫を重ねて広まりました。醤油、味噌をベースに、ニンニク、ごま油等の数種類の調味料から作られるタレが自慢の料理です。

 さて、対馬についてですが、地理的に多くの歴史的遺産や遺構を残している、重厚な歴史のある島です。
 日本列島が、大陸から切り離されたのは、今から約1万年前といわれています。しかし日本列島が大陸と切り離された後も、対馬はしばらく大陸と陸続きであったようです。そのため、日本本土とは異なり、大陸系の特徴を色濃く残しています。その状況を示す代表が、大陸系のベンガルネコの亜種とされる国の特別天然記念物ツシマヤマネコで、対馬にしか生息していません。また植物についても本土種とは異なる大陸系の植物が多数自生するなど、対馬は古来独自の自然環境をもった島なのです。

 そして、さまざまな大陸文化が、日本誕生の古代より続く人の流れと、大陸文化を摂取するために派遣された使節などにより、対馬を経由して日本に流れ込みました。いわば日本が成り立つ際の「へその緒」としての役割を果たしたのが、【対馬とんちゃん部隊】のご先祖であり、その血を受け継ぐ彼らもまた本土に、対馬にしかない、対馬の魅力を新たな風として届けていくことでしょう。

日本人が「日本の楽園」としてイメージするものは、沖縄本島、宮古島、石垣島、小笠原諸島などだと思います。しかし、2度対馬に来対している著者から見れば、写真のような美しいビーチと対馬海流にもまれた海の幸。そして、対馬とんちゃんや縄文後期の原種そばなども楽しめる対馬こそが、ドラフト1位であることは間違いありません!!

それでは・・・皆さん
対馬に行きたくなりましたか?
【対馬とんちゃん部隊】の想いを込めた、部隊の掛け声を教えます。

対馬に行くぞ-!!!!
スリー!!! ツー!! ワンッ!
つっしま-!!!!つっしま-!!!!




のイメージ写真

今後の土橋の見聞予定地

11月24日 福島市(講演)
11月27日 北九州市(表敬訪問)
11月28日 福岡県田川市(シンポジウムパネリスト)
12月5日  東京都神田(愛Bリーグ評議員会)
12月12日 三重県津市(表敬訪問)
1月10日  三重県津市(津ボートレース×B-1グランプリ)
1月30、31日 千葉方面(視察)
2月6、7日  新潟方面(視察)
2月13、14日 愛媛県今治市(ABCまちおこしイベント×B-1グランプリ)
2月20、21日 静岡県富士市(吉原まるごとフェスタ2016×B-1グランプリ)



  • twitter SHARE
  • facebook SHARE
  • googlePlus SHARE

Posted by

土橋克己/山梨県甲府市役所職員

1973年生まれ、甲府市出身。中央大学商学部(硬式野球部)卒業。甲府市役所に勤務する傍ら2008年、「甲府鳥もつ煮でみなさまの縁をとりもつ隊」結成。10年、ご当地グルメによるまちおこしの祭典「B-1グランプリin厚木」で最高賞のゴールドグランプリ獲得。11年、NPO法人こうふ元気エージェンシー設立。2014年、「甲府ん!路地横丁楽会」を立ち上げ、甲府市中心街の路地―横丁文化の魅力を発信する活動に取り組む。

【土橋克己フェイスブック】
https://www.facebook.com/katsumi.dobashi
【甲府鳥もつ煮でみなさまの縁をとりもつ隊ホームページ】
http://www7b.biglobe.ne.jp/~torimotsu/
【甲府ん!路地横丁楽会フェイスブックページ】
https://www.facebook.com/kofunrojiykocho?fref=nf

Posted by

土橋克己/山梨県甲府市役所職員

1973年生まれ、甲府市出身。中央大学商学部(硬式野球部)卒業。甲府市役所に勤務する傍ら2008年、「甲府鳥もつ煮でみなさまの縁をとりもつ隊」結成。10年、ご当地グルメによるまちおこしの祭典「B-1グランプリin厚木」で最高賞のゴールドグランプリ獲得。11年、NPO法人こうふ元気エージェンシー設立。2014年、「甲府ん!路地横丁楽会」を立ち上げ、甲府市中心街の路地―横丁文化の魅力を発信する活動に取り組む。

【土橋克己フェイスブック】
https://www.facebook.com/katsumi.dobashi
【甲府鳥もつ煮でみなさまの縁をとりもつ隊ホームページ】
http://www7b.biglobe.ne.jp/~torimotsu/
【甲府ん!路地横丁楽会フェイスブックページ】
https://www.facebook.com/kofunrojiykocho?fref=nf

土橋克己の「地方見聞録」

Recommend
他のオススメ記事