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NIPPONの祭り

長野県「御柱祭」

7年に一度、寅と申の年に開催されるという「御柱祭」。今年は待ちに待った申年の年。神聖、且つ、熱気溢れる祭りを体感しに行こう。

7年に一度訪れる。稀少な日本伝統の大祭

 長野県にある諏訪大社は、全国にある諏訪神社の総本社として有名。7年ごと、寅と申の年に宝殿を造り替え、選ばれた16本のもみの木を山から里に曳き出し、境内に建てるまでの行事を「式年造営御柱大祭」と言い、通称「御柱祭(おんばしら)」と呼ばれている。祭りの時期になると、諏訪地方の大勢の氏子や観光客で賑わいを見せる。
写真上:4月の山出し。巨木の御柱が坂を下る木落しは迫力満点 写真下:5月の里曳き。氏子達の手によって各境内に御柱を建てるのイメージ写真

写真上:4月の山出し。巨木の御柱が坂を下る木落しは迫力満点 写真下:5月の里曳き。氏子達の手によって各境内に御柱を建てる

氏子達の情熱と見物客の熱気が祭りを盛り上げる

 諏訪大社の上社と下社、それぞれに長さ約17m、直径1m余り、重さ約10トンにもおよぶ巨木を8本切り出し人力のみで曳き各境内に建てる御柱祭。804年恒武天皇の御代には大祭として全国に知られるようになる。その年になると諏訪地方の氏子20万人以上が参加するエネルギー溢れるお祭りだ。
 4月には、柱を山から里へ曳き出す「山出し」があり、御柱が一気に急坂を下る迫力満点の「木落し」が行われる。そして、上杜では川を曳き渡る「川越し」が行われ、男衆の度胸と技の見せ所になっている。5月になると、神社までの道中を曳き御柱を境内に建てる「里曳き」が行われる。大勢の氏子と観光客の中を御柱は進み、騎馬行列や長持ち、花笠踊りなどで盛り上げ、より一層華やかな雰囲気を漂わせている。御柱を各境内に建て根元を固めると、2ヵ月におよぶ荘厳な御柱祭は終わりを告げるのだ。

日時:山出し/ 上杜 4月2日(土)〜4日(月)、下杜 4月8日(金)〜10日(日)
里曳き/ 上杜 5月3日(火)〜5日(木)、下杜 5月14日(土)〜16日(月)
場所:長野県諏訪市中州宮山1(上杜本宮)
長野県下諏訪郡下諏訪町5828(下杜秋宮)
問い合わせ先: 0266-58-1123(諏訪地方観光連盟 御柱祭観光情報センター)

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