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投稿日:2020.06.24 Wed

すみだ北斎美術館、企画展「大江戸歳事記」を6/30 (火) から開催

すみだ北斎美術館、企画展「大江戸歳事記」を6/30 (火) から開催

すみだ北斎美術館では、6月1日(月)まで臨時休館を行いましたが、6月2日(火)より「AURORA(常設展示室)」、「常設展プラス」の観覧を再開しました。企画展「大江戸歳事記」は会期を変更し、6月30日(火)~8月30日(日)の期間にて開催します。

【企画展「大江戸歳事記」会期変更後の開催概要】
住所:東京都墨田区亀沢2-7-2
会期:2020年6月30日 (火) ~8月30日 (日)
※前後期で一部展示替えを実施
<前期>6月30日 (火) ~8月2日 (日)
<後期>8月4日 (火) ~8月30日 (日)
休館日:毎週月曜日
※開館:8月10日 (月・祝) 休館:8月11日 (火)
開館時間:9:30~17:30(入館は17:00まで)
問い合わせ:03-6658-8936(9:30~17:30 ※休館日を除く)
観覧料:一般 1,000円、高校生・大学生 700円、65歳以上 700円
中学生 300円、障がい者 300円、小学生以下 無料
※本展のチケットは、会期中観覧日当日に限り、
AURORA(常設展示室)をはじめ全ての展示をご覧になれます。
・前売券は当面の間、販売を行いません。
・団体でのご来館は、当面の間、受付を行いません。

尚、「北斎生誕260年記念 THE北斎 - 冨嶽三十六景と幻の絵巻 -」(当初2020年6月30日~8月30日を予定)は2021年度以降に開催を延期します。

■企画展概要
現代の私たちは、毎年決まった時期に行われる様々なイベントを通して、1年の生活のリズムを感じとっていますが、北斎が生きた江戸時代の人々も同様に年を重ねていました。本展では、そのような年中行事に焦点を当て、北斎や門人たちが描いた当時の風俗を紹介します。150年以上前の江戸の1年を身近に感じ、先人の生活に思いをはせてみませんか。

■本展の見どころ
それぞれの行事は、1年の平穏無事や子どもの成長など、種々の祈りを込めて行われました。いろいろな行事に加え、季節ごとに登場する行商などの風俗を描いた作品も展示し、江戸の四季を紹介します。

・端午 朱描鍾馗図(しゅがきしょうきず)
鍾馗 (しょうき) 図は中国で疫病神を祓って魔を除くと信じられ、日本でも古くからよく描かれた画題です。本朱描きの鍾馗図は、流行病の疱瘡除の祈りを込めて制作されたもので、朱だけでなく、目や口、髪などに墨が用いられており、細かな工夫がされています。

・重陽 菊慈童(きくじどう)
9月9日は重陽の節句で、五節句のひとつです。菊の花びらを浮かべた菊酒を飲んで祝いました。9月9日の夜、菊の花に綿を載せておき、翌朝露に濡れた綿で顔をぬぐうと年をとらないという言い伝えがあり、菊の綿、着せ綿と呼ばれていました。

このほか北斎や門人たちによる前後期あわせて約120点の作品を展示。
江戸時代にも多くの人でにぎわった寺社の祭礼や、作品に描きこまれた行事の風習を紹介します。

■企画展公式サイト:
https://hokusai-museum.jp/saijiki/

Posted by

Drive! NIPPON編集部

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