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大山山麗の豊かな土壌で育ち、大玉で甘みが強い「鳥取すいか」は実は今が旬です。その秘密は鳥取県の気候にあります。雨の日が多いと言われる鳥取県ですが、それは冬のこと。春は晴れの日が多く日照量にも恵まれています。日差しをたっぷり浴びて育ったからこそ甘く育った個性豊かな3種類を紹介します。
1. 大栄すいか(北栄町)
鳥取を代表するスイカの産地「北栄町」で栽培された大玉スイカ。シャリ感と甘さ、みずみずしさがたっぷり。 100年を超える歴史をもち、地理的表示保護制度(GI)にも登録されている「大栄すいか」。果実中心部と皮ぎわの糖度差が少ない、安定した品質のスイカとして評価されています。
【商品ページ】 https://www.jan-agri.com/product/summer/daiei-suika/
2. 極実(ごくみ)(倉吉市)
極実スイカの特徴はその栽培方法。一般的には、同じウリ科の「かんぴょう」などの台木にスイカを接いで栽培しますが、こちらはスイカ本来の味と食感を極めるために、スイカの台木にスイカを接いで栽培しています。手間ヒマがかかりますが、その分しっかりと本来の味を味わえるスイカとしてブランドになっています。シャリ感を持ちながら、薄い皮と柔らかい食感が人気です。
【商品ページ】 https://www.jan-agri.com/product/summer/gokumi/
3. がぶりこ(琴浦町)
「がぶりこ」は黒皮がユニークなスイカ。タネが少なく食べやすいので、お子さまも元気に「ガブッ!」といけてしまうことから名付けられました。糖度も一般的なスイカより1~2度高く、強い甘みをもちます。切ってびっくり、食べてびっくりの美味しさです。
【商品ページ】 https://www.jan-agri.com/product/summer/gaburiko/
■鳥取県のスイカ豆知識
鳥取県のスイカ出荷量は全国第5位(平成30年産野菜生産出荷統計、農林水産省)。特に鳥取県中部の北栄町、倉吉市、琴浦町で栽培が盛んです。
平成20年6月には、「鳥取すいか」が初めてドバイに輸出され、現地の高級百貨店にて1玉約3万円で試験販売されました。現地の人々からは、これまでのスイカの概念を覆す想像を越える甘さに驚嘆の声があがりました。
鳥取県内では、「源五兵衛すいか」という漬物専用の小玉スイカも栽培されていて、その醤油漬けは珍重されています。
また、スイカは疲労回復に効果があるといわれ、東京オリンピックのマラソン大会で優勝したエチオピアのアベベ・ビキラ選手が途中で給水したのは、特注のスイカジュースだったそうです。
これから迎える夏の暑さを乗り切るために、鳥取のスイカはいかがですか。
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